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グライダー飛行でロ… New! newport1462さん

2019年05月22日
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人生のある局面を、鋭く鮮かに切りとっていきます。
短い・・・
故に・・・
起承転結がイメージできなければ途中で読むのを止めたくなる・・・・
​​​最後に何が起こるのか?わくわくさせてくれるのが妙に気持ちいい・・


【短編小説】 ●第十四章 ◆トルコ海軍士官メルン

トルコ共和国の人々は大変親切で、助けてあげても恩返しは期待しませんが、親切にされたら必ず恩返しをするという国民性で、日本人に対しては、ほとんどの国民が「好きだ」と答えるほど「超」親日的だ。
どうして「超」がつくほど親日的なのかというと、それは100年以上も前のエルトゥールル号の遭難にさかのぼる。

トルコ軍艦「エルトゥールル号」(2,344トン)の乗員は、下士官及び水兵、その他合わせて609名であった。
明治23年6月7日横浜港に到着し熱狂的な歓迎を受け後日本に滞在すること3ヶ月、日本帝国の国賓として扱われ、9月14日横浜港を出発し、イスタンブールへの帰路に就いた。
9月16日、エルトゥールル号は熊野灘で同夜9時頃、船甲羅の岩礁に乗り上げ、同10時半頃には沈没してしまった。
地元住民の献身的な救助活動にも、オスマン提督以下540名が遭難、69名が救助された。


かくして、トルコと旧大嶋村樫野(串本町)との友情と友好関係が現在まで続くこととなる。
トルコの歴史教科書にも掲載され、子供でさえ知らない者はいないほど歴史上重要な出来事だ った 

伝統的に欧米寄りでイスラーム唯一のNATO加盟国で、現在EUへの加盟を目指し、現在インド洋では150混成多国籍任務部隊が展開して、「不朽の自由作戦」発動後に創設された海上作戦に携わる任務部隊。

担任エリアはアデン・オマーン湾岸、アラビア海、紅海、インド洋。
海域の安定・安全確保が任務で、国際テロリストによる海上テロ、海上ルートでの資材、兵器、人員の運搬阻止が主な仕事で、周辺各国による治安活動・対テロ作戦を支援する役割も担う。
在バーレーンの米中央海軍・混成多国籍海上部隊指揮官の隷下にあり、米五艦隊と連携し任務に当たっていて、ジブチに拠点がある。

創設以来、フランス、オランダ、ドイツ、パキスタン、カナダ、英、米、豪、イタリア、ニュージーランド、ポルトガル、スペイン、トルコが参加していて、現在はフランス海軍(TF473)が指揮をとっている。

トルコ海軍士官(Officers)メルンは、エルトゥールル号の遭難で救助された人の子孫であり、自衛隊が政治的配慮で、トルコ海軍との合同訓練で栄次郎と知り合い、後にトルコ共和国日本大使館へ何度も足を運んだ事もある。

元小泉純一郎総理時代のトルコ訪問も、「親日国トルコを大切にする外交」に力を注いだ事もある。
栄次郎と親友になったメルンは、何度か会話の中で怒りながらこう述べた。


「トルコ共和国の建国の父アタチュルクはとても愛されていて、みんな自主的に家に写真を飾ってたりするのだが、私の祖先の時代は明治天皇を、現在では平成天皇を日本人はなんでもっと称えないのか!」と。

日本において、政治家や、特に官僚が責任を取らない習慣は戦前、戦後を通して変わってはいない中で、終戦後、アメリカ大使館内のマッカーサーの宿舎に訪問された昭和天皇とマッカーサー会見で、自らはマッカーサーとの会見は「男と男の約束」として内容を一切後に伝えることはなかったが、この勇気ある態度は私の魂までも震わせたと、後にマッカーサーは回顧録に執筆している。


この会見で、天皇陛下が言われた言葉が、マッカーサーを感動させた。
「私は、日本国民が戦争を闘うために行った全てのことに対して全責任を負う者として、あなたに会いに来ました。」と。
それとメルンがこうも言った言葉が栄次郎にとっては強烈に印象に残った。

「日本人が天皇を崇める思考の芽がもっと育たない限り、天皇は死す時だ!」とも・・・


引用:『ウィキペディア(Wikipedia)』

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Last updated  2019年11月11日 15時55分59秒
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