▲大空のかなたに...U-125A・U-125
【U-125A 航空自衛隊 救難教育隊(小牧基地)】〆:U-125は、航空自衛隊が運用している双発ジェット機の名称で、U-125が飛行点検機、U-125Aが救難捜索機として運用され、MU-2の後継機として導入されています。〆:U-125Aは、救難捜索機MU-2の後継機と位置付けられていて、MU-2に比べ、性能、能力ともに一段と向上しました。捜索レーダー、赤外線暗視装置の装備による捜索能力の向上、さらに援助物資投下機構を装備したことによって、遭難者に対する延命も含めた援助能力が向上したことが特徴です。近年は、作戦機の行動範囲が広がっており、それに対応した救難能力の強化を図ることができ、初号機は平成7年、航空自衛隊に納入されました。--------------------------「U-125A主要スペック」分類 救難捜索機乗員 4人全幅 15.66m全長 15.60m全高 5.36m自重 18,000lbs最大離陸重量 26,866lbsエンジン搭載数 2基名称 TFE731-5R-1H推力 1,950kg/基型式 ターボファン・エンジン性能最大速度 442kt(約820km/h)航続距離 約2,200nm(約4,000km)--------------------------【U-125 自動飛行点検装置を搭載、「航空保安無線施設」の機能を点検】〆:電波により航空機の航行を援助するための施設であり、自衛隊の「航空保安無線施設」の機能の状態を点検するのが「飛行点検機」です。U-125は平成2年度の予算で1機の調達を開始し、計3機を取得しました。その特徴は、低高度から高高度までの飛行点検が可能で、自動飛行点検装置(米国製のAFIS)を搭載していることで、原型は英国ブリティッシュ・エアロスペース社の「BAe125-800」です。「U-125主要スペック」分類 飛行点検機乗員 7人全幅 約15.66m全長 約15.60m全高 約5.36m自重 約6,860kgエンジン 2基名称 TFE731-5R-1H推力 1,950kg/1基型式 ターボファン運用自重 約8.1t「性能」最大速度 マッハ約0.8(約860km/h)巡航速度 約740km/h実用上限限度 約13,100m航続距離 約5,500km-------------------------- [母機補足]〆:機体の大元は英国デ・ハビランドが開発したビジネスジェット機DH.125ですが、その後ホーカー・シドレーの HS.125、BAeのBAe 125を経て、現在はホーカー・ビーチクラフト社がホーカー 800として製造しているベストセラー機です。航空自衛隊が採用した当時はBAeが生産しており、機体のベースはBAe125-800型であり、のちにレイセオン社~ホーカー・ビーチクラフト社(HBC)へと移っています。"""""""""""""""""""""""""""""♪=タイトル:AnOrangePlanet♪=アルバム:AKG Symphonyアーティスト:Arts and Kraphts Galleriesジャンル:Classical""""""""""""""""""""""""""""