2008/06/01(日)16:47
どフォンキー
The HeadHunters 『Survival Of The Fittest』 (’75) Funkってモンを聞くと、何かもー、体がウズウズしてきてどーしょーもなくなるんですが、そんなステキなフィーリングをもたらしてくれる、躍動感まみれのアルバムがコレ。もうダイスキっすワ。 なんたって、グループ名が首狩族で、タイトルが『適者生存/弱肉強食』ですから。一曲目の“God Make Me Funky”なんて鳥肌立ちまくりですよッ!なんたって“オラのファンク魂は神サマ仕込み”ですから!こりゃもーお手上げですよッ!もうダレも敵わないッスわ! 収録曲はどの曲も長尺だけど、クール&スリリングでダレることなくグイグイ引っ張りまくります。土埃っぽいパーカッションがホントのイミで“ファンキー”なテイストがしますが、大音量でず~っと聞いてると、躍動する大地のリズムが遂には地球を飛び出し、宇宙からこの星を眺めているよーな、そんな感覚さえ与えてくれます。この頃のJAZZ/FUNKにはそんな秀作が多いですよね? “If You've Got It, You'll Get It”ってラストの曲もかなりのブットび仕様!このアルバムもそーとー沢山のHIPHOPアーティストによりネタに使われてますな。オドロキのカッコよさのベースやドラムがテンコモリですもん! ハービー・ハンコックの突然変異アルバム『Headhunters』(’73)に参加したミュージシャンらが、そのアルバムタイトルをグループ名とし、ハービー抜きで結成したのがこのThe Headhunters(ややこしや)。
その後メンバーは各々ソロで活動していますが1998年に『Return Of The Headhunters』で再結成。この’75年作の中の曲の再演をしてるそうですが、オイラは聞いたことないっす・・・。どんな感じの仕上がりになってるんでしょう?