納豆、テキーラ、R&B

2009/11/25(水)21:53

スウィズのヤローッ!

音楽ネタ(227)

    MASHONDA『JANUARY JOY』 (’05)  先日、アリシアお嬢の新作について書いた際、お嬢にダンナのスウィズ・ビーツをとられてしまった人ってかわいそーな紹介の仕方をしてしまいましたが、そのマションダさんってお人も、こんなにもゴージャスな、ダイナマイトな、ダイナマイトが百五十屯な感じなんすよッ!!?  スウィズのヤローッ!!テメェ正気かッ!!?これだけキレイなお嫁ハンがいて、その間に子供がおっても他の女(しかもアリシアお嬢)に移り気するとはッ!この贅沢モノめッ!!うらやまC~・・・。  とまぁ、ここでワシが怒ってもどーにもならんワケで、正気を取り戻してよく考えてみたら、このマションダさんのデビューアルバム、『JANUARY JOY』、実は持ってたの思い出しました。しかもワゴンセールで200円か300円そこらで買ってたと思います・・・。 US本国ではシングルのウケがイマイチだったよーで、結局アルバムはリリースされず、なぜか世界で日本でのみ、国内盤としてアルバムが発売されました。そんな貴重(ではないのか)?珍しい?アルバム、やはり結局はワゴンセール行き・・・。切ないったらありゃしない・・・。  公私共にパートナーだった、スウィズとともに、ラフ・ライダーズ周辺のアーティスト(DMX、EVE、The LOX等)をプロデュース、自身もコーラスで参加してヒットの一翼を担い、歌以外でも、ファッションブランドを展開するなど、大活躍の末、大きな期待のもとでのデビューだったようですが・・・。  アリシア・キーズと同じく、クライヴ・デイヴィスのJ・Recordsからのリリースってのがナミダを誘います・・・。エグゼクティヴ・プロデューサーはモチロン、スウィズ・ビーツ。 スウィズを筆頭に、ラフ・ライダーズ周辺のプロデューサーによる制作。スウィズ系の絢爛なHIPHOPがスキな人はすんなりハマるでしょう・・・。ワシャぁニガテなので、イマイチ心にセマってくるモノは正直なかったです・・・。 大ネタ使い多用のかなりHIPHOP寄りのR&B。参加アーティストもスヌープ・ドッグ、カニエ・ウェスト、ジェダキス、ナズと豪華なんですが・・・。すんな~りと流れてっちゃうよーな曲ばかりで。歌声もかなりライトです。  アルバム中では、“スキヤキ”を引用した(クレジットに<NAKAMURA HACHIDAI>って書いてるの、チョっとオモシロイ)、ラファエル・サディークの“Ask Of You”を、ラファエル本人参加でカバー。この他にもナタリー・コールの“Touch Me”もカバーしてます。  けど、「オッ!これはイイかも!」って思ったのが一曲ありました。  12曲目の“Why I Love You”って曲。ラスカルズ“Groovin'”(山下達郎のラジオのエンディングに流れる歌)の、ウィリー・ミッチェルによるカバーの、イントロ部分のギターカッティングを切り取って作られた不穏なトラック。ウータン・クランのGZAの狂気の一撃“Liquid Swords”と同ネタなんですけど、原曲のな~んかヘンなトコロをサンプリングして、全く別のブキミなビートを作り出した当時のRZAは、やっぱりスゴイです。  今年の春に2nd『The Renovation Series』を出す予定だったようですが、どーなったんでしょ・・・?   MASHONDA feat. Snoop Dogg “Blackout”↑デビュー・シングル。やはり“最前線を攻めてる音楽”って、一過性な感じがして、あっという間に古く聞こえてしまうんスよ・・・。   MASHONDA “No Panties”↑コチラは2008年リリース、最新シングルになるのか?スゲエなこのタイトル・・・。しかしコレは超GOODではないですかッ!?独特なモタモタトラックになんともHな歌詞。“アンタん為に、パンツは穿かないで待ってる、アンタん為にしてあげるコトに限界なんてないのよン♪”     ・・・だってさッ!ウヒャーッ!!こりゃ辛抱たまらん、ワタクシもう限界でやんす!(東陽片岡ノリで) ちょっと調べたら、Dropという人?によるサウンドプロダクションみたいです。やっぱニガテなのはスウィズのビートだけってコトか?      

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