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カテゴリ:毎日日記
先日、FBを見ていると、知りあいの方の投稿に、
美味しそうな柑橘類のお菓子がど〜んと出てきました! 「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」 とありました! おしゃれな名前でお菓子を販売されているな!と感心するとともに、初めて知りました。 昔に調べたことがありました。 この非時香菓は、 『古事記』に由来するもので、 ときの大王、垂仁天皇の家来で 田道間守命(たじまのもりのみこと)という方がいました。 垂仁天皇の体調不良を鑑み、 不老不死の実が常世の国にある! と聞き、その実は「非時香菓」というものらしいと。 常世の国がどこかも定かではないが、 その実を求めて紀州に赴き、ようやく手に入れた橘(たちばな)の実を 持ち帰ったときには、 垂仁天皇は崩御されていた・・・ という残念なものでした。 その橘の実を植えたとされるのが奈良の橘寺!(聖徳太子ゆかりの寺でもある) そして、 そもそもなぜこのことを調べたかというと、 娘の雛飾りを出していた時、 その中に桜と橘の木があった! 「左近の桜、右近の橘」 と言われるもの。 これも、見ためで、向かって左が桜か・・・と思いきや、違う! お内裏様とお雛様の目線で左が桜、右が橘! 「天子南面す」 という言葉あるように、偉い人は北側から見下ろしていた。 大相撲の土俵も、テレビで見ると、東と西が画面の左と右である。 普通は見ているものからしたら、(南から見ている感覚があるから) 右が東で左が西・・・ 大相撲も天皇陛下が感染されるときは北側から、 テレビの目線も北側からということになる。 そして、 左近の桜、右近の橘は、天皇陛下のお住いの御所紫宸殿の前庭に、そのように植えてあるらしい。 天皇陛下の不老不死を想い馳せ参じたその願いがこもっているということでした。 ちなみに、 桜(さくら)は大和言葉で、「さ」は神様を意味し、「くら」は蔵 まさに、神の宿る華として崇められていました。 京都の雛飾りは、向かって右がお内裏様、左がお雛様です。 これも、いろいろ説はあるそうですが、 『古事記』由来で、 いざなぎといざなみの神さまの国産みのお話で、みとのまぐわい(結婚)のときに、 天の御柱を イザナギさん(男)は左回り イザナミさん(女)は右回り で出会ったところで声をかけるという儀式でした。 その左回り、右回りのであったお姿を象徴されて京都型(男が向かって右、女が向かって左)ができたとも聞いたことがあります。 ご参考に・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.25 00:00:07
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