2008/05/01(木)00:12
チャイナシンドローム
長女うのちゃんが化学の授業の一環で金曜日に原子力発電所の見学にいきます。
それを前に授業中に映画『チャイナシンドローム』を見たんだって。
粋な先生ですねぇ~
IMDBからの無断直リンお持ち帰りです。
たけちゃんが娘時代、大好きな映画のひとつだった。
この映画はね、79年作。
でも劇場で見たのはリバイバル2番館で中学生の頃だったから、当時、自分的にもかなり古い感覚の映画、、、でも大感動でした。
80年あたりはね、ハリウッドもたくさんの社会派映画を作った時代。
76年の、ウィリアム・ホールデンとフェイ・ダナウェイの『ネットワーク』とか
83年の、メリル・ストリープとシェアの『シルクウッド』とか
暴露ものなんだけど、信念を貫きながらも社会に飲み込まれる哀愁のある作品がいっぱい出回った頃。
この映画もしかり。
内容はね、ジェーン・フォンダ演じるTVキャスターがマイケル・ダグラスカメラマンをつれて、原子力発電所にインタビューに行くのね。
そこの技師さんがジャック・レモン。
そこでゆらゆらを体験したフォンダが『ここって危ないんじゃないのかい?』ってニュースを流したいんだけど、圧力でボツにされてしまうの。
で、ふたりでどんどん調査に乗り込んでいくんだけど
ジャック・レモンが、危ないって内部告発を身をもって訴えるために篭城してしまうのよね。
ジャック・レモンだからって、コメディじゃないんだよ(笑)
題名の『チャイナシンドローム』の意味は、原子力発電所が爆発したら、その裏の中国までいっちゃうぜ~!って言いたいことだった、と思う。
当時は社会問題になったらしいって、一緒に見に行った父が言ってたのを思いだします。
こんな古い映画のロマン、今の世代のうのちゃんの心にも届いたみたい。
ジャック・レモンの生き様に感動して授業中涙流したって言う話を聞いて、母親ながら、子育て、失敗じゃないね、、、って、手ごたえを感じました。
大きくなって、こんな映画の話を自分の子どもにもしてくれるのかな。。。
時代はまわっていくのね~
(中島みゆきかいっ!!)
この映画に感動した思い出のあるかた、ぜひコメントにお話聞かせてぇ~