私はどこにいくのか Breaking and Entering

2010/09/10(金)05:58

移民

国際政治(33)

 最近、政治がどんどん混迷化していると思います。  やはり、日本国民一人一人の考え方と、社会環境にズレが生じてきているからでしょうか。  そのあたり、うまく考えて説明した人が出現することを願うばかりですが、私自身も考えていきたいというテーマでもあります。  個人的は、アメリカ映画が好きで、よく見るけど、アメリカ映画ででてくる話、サイドストーリーも含めて、日本の状況と本当に似ていると思います。  違うとしたら、アメリカはまだ移民の国で、第二次世界大戦以前からいる移民達と新たに移民をしてくる人たちとの生活様式、宗教などから来る摩擦が、日本にはないということ。    しかし、これから、下手をすると、そういう摩擦がありうる政策を日本政府は採ろうとしています。  移民の問題は、結果として、第二次世界大戦で日本を巻き込むことになったと思います。  対戦以前の日本人の移民とそれに対する反発(排日移民法)は、アメリカ人に対して、当時の中国の状況を見誤らせるほどでした。  個人的には、どうして当時の中国(中国といっても統一の政府もない、また、国家とも呼べる代物でもない、馬賊のようなもの)に対する信頼感というのは、やはり、米国国内にいる移民中国人の無力、無能ぶりに対する安心からきたのだろうと思います。  それに比べて、日本人移民は確実に、急速に富裕化していき、彼らを脅かした。  日本人の場合、同化作用が大きいところがありますが、大陸国家においては、民族=文化であり、宗教であり、簡単に変わるものではないと思います。  そういうことを理解して、移民政策を考えなければいけないと思います。

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