ハイジとヒツジ

2006/08/03(木)01:45

アゲハ蝶、現る (その1)

アゲハ蝶(24)

昨日お話した我が家のレモンの木は(少しづつですが)年々、順調に成長しました。 我が家のようにペットがいると、植物の消毒・殺虫が難しく病気や虫に弱い種類の植物はいつの間にか自然消滅していきます。 柑橘類は果樹の中でも病気に強く、もちろん夏の高温にも強いため適度な栄養さえ与えてあげれば元気に育ってくれます。 レモンの成長に気を良くした私は、レモンのほかにキンカン、ユズと柑橘の苗木を増やしていきました。 そんなある日、事件は起こりました・・・! 「今年もきれいな葉っぱが元気に育って来たナ~」と、レモンの木に近づいて良く見てみると・・・           なんとも怖ろしげな!生まれて初めて見る!できたら生涯決して出会いたくなかった! そんな  ワケの分からない「イモムシ状の生物」が、私の大切な トーマス・マックナイト レモンの葉っぱを “ムシャムシャ”と食べていたのです! その時の恐怖は、とても語り尽くせません、、、ホントに。 今となれば、それが「アゲハ蝶の幼虫」なのだと分かるのですが、当時はそんな事を全く知らず ただただ“未知なる生物の恐怖”にとらわれていました。 ところで、、、 ご存知でしょうか? アゲハ蝶は幼虫時代、一度その姿を変えること。 卵から孵化してしばらくの間は、白とこげ茶のシマシマ模様(ナミアゲハの場合)で、慣れていないと直視するのにかなりの勇気が必要です。 ちょうど、今、流行っている“パイソン皮”に近い感じ。。 ねっ、コワいでしょ! それの「虫バージョン」ですから。 そして、ある程度の大きさになると、いわゆる「アゲハの幼虫」として本などで見かける「ミドリ色の幼虫」に脱皮し変態するのです。 ともかく「イモムシ状の生物」を初めて発見した年は、それが「アゲハの幼虫」とは知らず見つけ次第、マンションの庭の片隅に葉っぱごと、こっそり捨てに行っていました。 今、思えば可哀想なことをしました。。  つづく 今日の写真は、クロアゲハの幼虫とレモンの花 (虫の苦手な方、ごめんなさい!)

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