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ハイジとヒツジ

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ブーケ・ガル二

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2008.08.17
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カテゴリ:虫達
 「小さな我が家のテラスの中でも、自然の生態系や掟は存在する・・・」

「アゲハの幼虫」にとって、最大の敵は「野鳥」である。

しかし、孵化したばかりの5mm程度の小さな小さな幼虫にとっては、テラスの中に生息する「蜘蛛」が、最初に遭遇する「天敵」である。
やはり5mm程度の小さな種類の「蜘蛛」だけれど、我が家のテラスには、世話係が名前も知らぬ「蜘蛛」が、3、4種類生息している。そのどれもが5mm程度の小さな種類ではあるけれど。

とはいえ、孵化したての幼虫にとって、最初に遭遇する「第一の天敵」であることに違いはなく、
この時期に姿を消す幼虫も少なくない。


そして最近、どこからやって来たのか「カマキリ」が現れた。見つけたのは2匹。
最初の1匹は1,5cm位の小さな子供の「カマキリ」、即座にマンションの敷地内の庭に落下して頂いた。。
そしてその落下事件から数日後、その兄弟と思われる3cm位に成長した2匹目の「カマキリ」が、
ミドリ君になった「アゲハの幼虫」を襲い、捕食した直後を目撃。
勿論、そのコも速攻、地上の庭に落下して頂いた。。

因みに、世話係の武器「割り箸」である。 「天敵」をつまみ、その後、地球の重力の助けを借り
地上に落下して頂く、という手法。。

テラスで親のカマキリカマキリの巣も見たことが無く、その2匹以外のほかに子供のカマキリ
見かけない。
なんともナゾの「カマキリ」だが、「アゲハの幼虫」にとっては「第二の天敵」登場だった。


そして、更に新たな捕食者が登場した。



   vc_24.jpg  py_15.jpg    2008_08130004.JPG

        [ 1 ]               [ 2 ]                 [ 3 ]


写真[ 1 ][ 2 ]は、参考資料としてのの写真、[ 3 ]は世話係が捕らえた「第三の天敵」

このは3cm位あり、自分より大きなミドリ君を捕食した後、満腹で動けなくなっていたところを
「世話係的リーサルウェポン:割り箸」で捕らえたのだ。
幼虫にとっては「第三の天敵」登場である。
割り箸で挟んだ後、すごいチカラ!で暴れ逃れようとするので怖くなり、プラスチックのお菓子の容器に入れた。
その後もすさまじい暴れ方をし、あまりの怖ろしさに!可哀想だったけれど、容器の隙間から殺虫剤を噴霧した。写真は暴れながら絶命したの写真だ。。


最初、どんな種類のか分からず、PCで調べたところ、、、
なんと「スズメバチの一種」だったことを知ったのである!

「無知」というのは怖ろしいものである。
捕食後で動きが緩慢になっていたからとはいえ、割り箸で挟んで捕まえるとは。。
うっかりしたら幼虫どころか、世話係まで大変なことになりかねなかったじゃないか!と、後から思い知る世話係なのであった。




          2008_08060009.JPG


             P 「フ~ン、でもさ、刺されたワケじゃないし・・」

             S 「ま、まぁ、、そりゃ、そーだけど・・・」


              2008_07310002.JPG


             B 「世話係なら、刺されても大丈夫なんじゃない?」
 
             S 「そ、そう思ってるワケね、、君の場合・・・」
            



              2008_08060008.JPG



蜂の正体を後から知り、ビビリまくる世話係に、なんとも冷静なオス猫軍団の反応。
もうちょっと労をねぎらうとか、同情するとかして欲しい世話係なのであった。。

( それにしても「オス猫軍団」大きくなったナ。。 このテーブル直径90cmあるんですけど・・・ )






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Last updated  2008.08.17 17:04:22
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