JR四国車両案内JR四国車両案内このページでは主にJR四国の個性溢れる車両たちを紹介しております!! 掲載内容に間違いがございましたらご連絡願います!! 1000型 デビュー年:1990年 説明:1990年から1997年にかけて旧型気動車の置き換えとスピードアップを目的に徳島地区および高知地区に新製導入された気動車。 全車ワンマン運転対応の両運転台車で車内の特徴はロングシートとクロスシートを点対称に配置した千鳥形配置。なお、この千鳥形配置は7000系およびJR東日本の車両にも配置された。 機関:小松製作所製SA6D-125-H(=DMF11HZ、400ps) 最高速度:110km/h 車両長:20.8m 走行線区:徳島線、牟岐線、高徳線、土讃線、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線 1200形 デビュー年:2006年 説明:2006年、1500形導入時に徳島運転所所属の1000形を1500形との相互連結に対応するために、連結器を密着連結器に交換し、加えて電気連結器を装備改造した車両、現在は高知運転所所属車両および1次車以外の全ての車両が1200形改造された。塗装も1500形をイメージした緑色に変更された。連結器以外の車両スペックは1000形と同じ。 走行線区:徳島線、牟岐線、高徳線 1500形 デビュー年:2006年 説明:早期廃車の決まった徳島地区のキハ58系の置き換えとして2006年から徳島地区に新製導入されている気動車。 日本初の環境にやさしいエンジンを搭載した車両で、エコを基調とした緑系の塗装。スカート部分は花びらをモチーフにしている。四国の車両としては初めて、運転台には液晶タッチパネル式の表示機が採用された。バリアフリーを意識しており1000形よりも低床でドアチャイムやドアボタンを設置した。 機関:SA6D-140-HE-2 (450PS) 最高速度:110km/h 車両長:21,3m 走行線区:徳島線、牟岐線、高徳線 2000系 デビュー年:1989年(TSE試作車) 説明:四国に迫る高速道路の波と土讃線の特急のスピードアップを目的に1989年に試作車が製造された。製造期ごとに車両形式が違い形式が3つある。 世界初の制御振り子式気動車で一躍注目の的となり1990年ローレル賞受賞。幅広い互換性から大量に製造されほとんどの路線で姿を見ることができる。 機関:小松製作所製SA6D-125-H形 330ps×2 最高速度:120km/h 車両長:21,3m 走行線区:予讃線、土讃線、高徳線、瀬戸大橋線、内子線 使用特急:いしづち、しおかぜ、しまんと、うずしお、あしずり、南風、宇和海、ウィークエンドエクスプレス高知 N2000系 デビュー年:1995年(試作車) 説明:高徳線特急うずしおのスピードアップを目的として1995年に試作車両が登場し1997年より量産がスタートした。高徳線運用を主として製造したが所属が高松運転所ということで南風などの運用にも就いている。ブレーキ面が新幹線と同じディスクブレーキである。 機関:小松製作所製SA6D-125-H-1 最高速度:130km/h 車両長:21,3m 走行線区、高徳線、土讃線、瀬戸大橋線 使用特急、うずしお、あしずり、しまんと、南風 5000系 デビュー年:2003年 説明:2003年に快速マリンライナーの213系の置き換えを目的として高松地区に新製導入された電車。VVVFインバータ制御のIGBT素子で5000形および5200形はJR西日本の223系2000番台を基調にして作られた。ミュージックホンがなり223系と同じ旋律である。先頭車の5100形はJR東日本のE231系のグリーン車を改造したものである。ほとんどの列車がJR西日本の223系と編成を組んでいる。2004年ブルーリボン賞受賞。 制御装置:VVVFインバータ制御 最高速度:130km/h 車両長:20,8m 走行線区:瀬戸大橋線 6000系 デビュー年:1996年 説明:老朽化した111系の置き換えを目的として高松地区に新製導入された電車。しかし、資金面の折り合いがつかず、2編成6両の製造をもって中止となった。VVVFインバータ制御でGTO素子である。製造が日本車輛ということもあり車内はJR東海の311系に準じており、LED表示機およびドアチャイムはJR東日本209系と同一である。 制御装置:VVVFインバータ制御 最高速度:110km/h 車両長:不明 走行線区:予讃線、土讃線 7000系・7100系 デビュー年:1990年 説明:1990年の予讃線松山電化開業に合わせ松山地区および高松地区に新製導入された電車。 路面電車を除く日本初のワンマン運転対応のVVVFインバータ搭載電車である。7000系は両運転台だが7100系は動力を搭載しない片運転台である。7016号機のみ標準のGTO素子制御ではなくIGBT素子に改造され長期試験運用に入っている。 内装は1000形とほぼ同じ。 制御装置:VVVFインバータ制御 最高速度:110km/h 車両長:20,8m 走行線区:予讃線、土讃線 8000系 デビュー年:1992年(試作車) 説明:予讃線特急のスピードアップを目的に1992年に試作車が製造され1993年より量産がスタートした。48両が松山運転所に所属する。VVVFインバータ制御でGTO素子。2000系の影響を強く受けており、2000系に続く制御式振り子電車でLED表示機なども同じである。走行試験を湖西線や予讃線で行い、予讃線では160km/hを記録した。 2004年から始まったリニューアルにより指定席車やグリーン車は木目調の車内になりシートおよび塗装も大幅変更した。なお、このデザインは1500形に踏襲されている。2004年グッドデザイン賞受賞。 制御装置:VVVFインバータ制御 最高速度:130km/h(営業最高速度) 車両長:22,6m 走行線区:予讃線、瀬戸大橋線 使用特急:しおかぜ、いしづち、ミッドナイトEXP松山 キハ32形 デビュー年:1987年 説明:国鉄末期の1987年に民営化後に経営が貧弱になると予想されていた四国に対して導入した車両。徳島、松山、高知地区に導入された。キハ20形とバス用部品の流用ばかりでトイレはない。全車ロングシート。デザインが製造元によって違い、松山車は丸型、高知車は角型である。 機関:DMF13HS形(250PS/1900rpm) 最高速度:95km/h 車両長:16m 走行線区:予讃線、土讃線、予土線、内子線 キハ40形・47形 デビュー年:1977年 説明:1977年から1982年までに全国の非電化路線を中心に計888両製造された。四国には53両承継された。キハ40形は全列車がJR四国化後トイレの撤去改造がされた。1988年に冷房化改造された。機関の変更などはされておらず予讃線八幡浜以南は乗り入れできない。キハ40形は11両全車徳島運転所配属。また2008年には徳島運転所のキハ47形が2両転属となった。 機関:DMF15HSA形 最高速度:95km/h 車両長:20,8m 走行線区:徳島線、牟岐線、内子線、予讃線(松山~八幡浜)、高徳線 キハ28形・58形・65形 デビュー年:1961年 説明:四国の急行の顔として活躍し、急行としては1999年まで活躍した。2005年にアスベスト規制がかけられ廃車が進む。四国でもこの流れは到来し、2008年10月15日に定期列車から引退。11月24日に最後の廃車回送が行われた。 機関:DMH17H(180ps/1500rpm) 最高速度:95km/h 車両長:21,3m 走行線区:予讃線、土讃線(引退時まで走行していた路線) 現在は走行しておりません。 キハ54形 デビュー年:1986年 説明:キハ32形と同じく、民営化後、経営困難が予想される三島会社の北海道、四国にむけ製造された車両である。コスト削減のため、台車や運転台は廃止発生品、クーラー部品などはバス用部品の流用で対応した。当初は松山、高知の両運転所に配備されていたが、途中から全てが高知に配属となり、2008年のキハ58形引退に伴う車両不足から再び松山運転所にも配属となった。エンジンはキハ185形と同じく出力は大きい。ロングシートでバケットシートである。全車トイレ無し。 機関:DT22A・DT22C(四国向け0番台) 最高速度:95km/h 車両長:21,3m 走行線区:予讃線、土讃線、予土線、内子線 キハ185系 デビュー年:1986年 説明:こちらも民営化後の経営困難が予想される四国向けに徹底したコスト削減を目的として開発された特急用車両。四国は2000系などの列車が増備されるまでは181系とともに活躍していた。特徴はクーラーのバス用部品の流用や中間車が存在しないこととや長大編成を組むことを前提にしていないことである。剣山設定後は、剣山色も登場し185-20・26のみ擬似国鉄色に塗装変更された。一部はアイランドエクスプレスに改造された。 1987年、ローレル賞受賞。 機関:DMF13HS×2(250ps/1900rpm) 最高速度:110km/h 車両長:21,3m 走行線区:徳島線、牟岐線、高徳線、予讃線(混雑期臨時) 使用特急:うずしお、剣山、ホームエクスプレス阿南、いしづち(混雑期臨時) キハ185系3000番台 デビュー年:2005年 説明:185系の1000番台を普通車改造したもので、トイレは無くリクライニングやテーブル、足置きが撤去された。全車松山運転所配属で、予讃線の八幡浜以南の運用に就く。クロスシートの2両編成なため朝のラッシュに柔軟な対応ができない。 基本的なスペックは同じなので機関などは省略する。 走行線区:予讃線、内子線 113系 デビュー年:2000年(四国内での) 説明:JR東日本で1999年に廃車となった国府津電車区所属の0番台4両編成3本12両が譲渡され改造された。改造はJR西日本体質改善40N工事の規格に準じたものである。転換クロスシート化され前照灯や前面に方向幕が付け加えられた。開閉時にずれた音のドアチャイムが3度ほどなる。 駆動装置:平行カルダン駆動 最高速度:100km/h 車両長:20m 走行線区:予讃線、土讃線、瀬戸大橋線 121系 デビュー年:1987年 説明:民営化後の経営困難の予測される四国に対し国鉄分割民営化8日前の1987年3月23日に電化開業した予讃線、土讃線に対し導入された電車。コスト削減を目的とし、台車は103系のものを流用している。 高松運転所に2両編成19本38両が配属されている。外観は205系にそっくりである。また、登場時には赤色帯であったが民営化後まもなくコーポレートカラーである水色帯に塗装変更された。5000系とならびに四国の代表電車である。 駆動装置:平行カルダン駆動 最高速度:100km/h 車両長:20m 走行線区:予讃線、土讃線 |