楽をしようとすることは悪いことではない
【 相談 】自分の怠け癖に悩んでいます。何事にも最初は「勤勉」に取り組もうと励むのですが、途中ですぐに「どうやったら、もっと楽になるか」と怠け心が出てきます。常に「楽をしたい」という思いが湧いてくるんです。どうしたら、怠け癖を改善できますか?貴方は大きな勘違いをしていますね!自分の怠け心に悩んでいる、とのことですが、そうではありません。貴方にお尋ねします。「楽をする」ことにマイナスのイメージを持っていませんか?もちろん、ありますだって、楽していたら、向上しないじゃないですか!楽ばっかりしていたら、ダラしなくなります。そうですね!だから、悩んでいるんですものね!しかし、実は貴方を悩ませているのは、怠け癖ではありません。「楽をする」ことに対する自分の解釈が貴方を苦しめているのです。では、なぜ貴方は「楽をする」ことにマイナスの解釈をするのでしょう?それは、幼い頃から親や教師、社会から教え込まれたからです。「楽をしてはいけません。努力しなさい!」その教えを無条件に信じています。しかし、私は断言します。「楽をしてはいけない」といのうは偏見であると…。よく考えてください。「楽をしたい」というのは人類共通の思いです。ワットが蒸気機関を改良したのも、楽をしたいからです。手で作業するのが辛かったので、機械を発明して楽をしたかったのです。スティーブンソンが蒸気機関車を作ったのも、エジソンが電球を発明したのも、「どうしたら、もっと楽が出来るか」という思いが原点なんです。携帯電話やパソコンが発明されたのも、「もっと楽になりたい」という思いからです。「楽をしたい」という思いがなければ発明もないのです。つまり、人間に潜在している「もっと楽になりたい」という思いが、文明を発展させてきたのです。「楽をしたい」という思いは発明の母なんです。どんな会社も、「効率的」に仕事をすることを主張しています。それは「楽をしたい」という思いからくる発想なんです。だから、「もっと楽をしたい」と思うことに何の問題はありません!なるほど~!そんなこと、考えてもみませんでしたねぇ!言われてみると、その通りです。携帯電話やパソコンも、「もっと楽になりたい」から売れているんですね。「便利」とは「楽に」ということなんですね!「楽をしたい」と思うことは、悪いことではないんですね!そもそも、貴方が私に相談した動機も、「楽になりたい」からです(笑)「楽」を別の言葉で言い換えると「自由」です。魂の本質は自由そのものです。だから、「自由を求める」、つまり、「楽になりたい」と願うのは、正常なことなんです。「楽をする」ことは、人間をダラけさせるのではなく、むしろ、向上させるのです。これからも、「楽になるにはどうしたらいいのか?」と考え続けてください。貴方は、小さな発明家になるでしょう(笑)わかりましたぁ~。楽になりました(笑)ありがとうございます。~『もっといい加減に生きよう あなたは考えすぎなのです』(ありがとう仙人著)より~