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カテゴリ:小説
「宇宙は無限に広がっている。そのため、私たちが宇宙に夢見るのは自然のことであり、夢もまた無限に広がっている。宇宙には私たちが想像だにしないような生物、物質、現象などがあるだろう。私たちが宇宙に求める全体図とは一体どのようなものだろうか?そこに争いはあるのだろうか?想像を膨らませ、夢もまた膨らませることは、私にとって最大のロマンなのだ」 By Newtype 私はスターウォーズの大ファンなので、SFの映画やゲームは大好きです。そこで、宇宙(SF)に関する短編小説を書くことにしました。私は文系の人間ではないので、そこまでたいした物は書けませんが精一杯書くつもりです。 この話はある一つの銀河系の話です。もしかしたら、宇宙のどこかには小説と同じことが実際に行われているかもしれません。 タイトル (仮)宇宙の光と闇 ~激動~ 登場人物(途中で設定変更があるかもしれません) トリック・アイソン:主人公。スラッシャーソード(光剣)を操る青年。 ラグ:トリックのお手伝いロボット。レーザーによる射撃が得意。 ラゴ:トリックのお手伝いロボット。格闘戦が得意。 ラゼ:トリックのお手伝いロボット。データ分析が得意。 ザラス・アルバト:中立国家「フリーダム」の元首 ディス=グレゴリウス2世:銀河皇帝 ライル:仮面の男。皇帝の補佐官 メルトー・ジル=ロバート:共和国元首 ジャック・ジル=ラジータ:主人公の元親友 背景 この銀河には三大勢力が存在した。一つは銀河帝国「ギャラディス」、一つは中立国「フリーダム」、一つは銀河帝国と対立している共和国「ハーゼス」。以前は1つの勢力しか存在しない銀河だったが、ある一大事件により、3つに分裂した。その後、ギャラディスとハーゼスは争いを繰り広げた。機械が発達し、二足歩行ロボットがごく当たりまえに存在する。武器もレーザー(光線)が主流。宇宙航行は画期的なワープ航法の発見により、従来より短時間で銀河中を行き来できるようになった。また、スペースコロニーでの生活が銀河中で浸透しており、宇宙空間で住むことも珍しいことではない。コロニー内部では植物を育てることが出来、自給自足も可能である。 *************************** 1.「戦いはいつから?」 銀河は戦争真っ只中である。 宇宙空間では、帝国と共和国の戦艦が幾重にも立ち並び、レーザー砲を敵艦に向けて放っている。光が飛び交いあい、そして爆発が起きる。 あちこちの星の内部では、ロボットが隊列を組んで、敵のロボットあるいは人間に向かって光線銃を乱射しながら突撃している。 中立国「フリーダム」に属する惑星「モール」では、ある一人の若者がスラッシュセイバーの訓練をしていた。 「トリック様、昼食の準備が出来ました」若者のお手伝いロボットラグは礼儀正しく、青年トリックに伝えた。 「ああ、ありがとう。今行くよ」トリックはスラッシュセイバーの電源を切り、機械式テントへと向かった。 テントの中には、パン、鶏の唐揚げ、鶏がらスープ、ポテトサラダ、オレンジが用意された机があり、1人分の椅子だけあった。 トリックは自分の椅子に座り、静かに食事を始めた。 「お味はいかがですか?」ラグはいつものごとく尋ねた。 「ラグのスープはいつ飲んでも最高だよ」トリックは機嫌よく答えた。 ラグはにっこり微笑み、コップにレモンジュースを注いだ。そして、またいつもの様に尋ねた。「訓練の方はいかがでした?」 「上々だよ、この調子でいけば父さんを超えるのもすぐかもしれない。」トリックは意気揚揚と答えた。 「それは何よりです。今度私の稽古をまた見てもらえますか?。新しい技を習得したのです。」 「僕は射撃はどうも苦手だけど・・・、OK分かった。明日見てみよう」トリックはさり気なく答えた。 ラグは驚き、「今日は見てもらえないのでしょうか?」と残念そうに聞いた。 「君たちにも秘密にしてきたんだけど、もういいだろう。今日は、フリーダムの元首、ザラス様に呼ばれているんだ。 続きはまた今度にします。ご愛読ありがとうございました。 大変お手数ですが、をクリックしていただけたらブログ更新への意欲になりまので、よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/12/22 02:11:07 AM
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