明鏡止水

2007/02/15(木)17:36

太陰暦について

教養(15)

現在は太陽暦(グレゴリオ暦または新暦)が用いられていますが、昔は太陰暦が使われていました。 太陰暦とは、月(太陰)の満ち欠けを基準にして作られている暦法です。 太陽暦の1年がおよそ365.24日(閏年で調整が必要)であるのに対して、太陰暦はおよそ354日です。 太陽暦より太陰暦は約11日短いため、暦が実際の季節とずれていきます。 ちなみに、日本では1873年(明治6年)1月以前は太陰太陽暦(旧暦)が使われていました。太陰太陽暦とは、太陰暦に閏月を挿入して実際の季節とのずれを補正した暦です。そのため、日本の歴史を語る場合、旧暦と新暦の違いを考慮しなくれはなりません。

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