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カテゴリ:歴史
大河ドラマ「篤姫」が放送され、鹿児島県(薩摩藩)の知名度も上がりつつあるのではないかと思います。
薩摩藩といえば、長州藩(山口県)とともに戊辰戦争に勝利し、明治維新を成し遂げた藩です。薩摩藩が強力な軍事力を保有できたのは、家老の調所広郷の多大な貢献があったからこそだといえます。 薩摩藩は江戸から遠い為、参勤交代に掛かる費用が莫大なものとなり、幕末には500万両もの借金を抱えていました。ちなみに薩摩藩の年間収入は10万両程度で、年間利息80万両。当時の薩摩藩主島津斉興に使えていた広郷は藩政改革に取り掛かり、見事成功させ、藩の財政を再建しました。 では、広郷は具体的にどのような方法で藩政改革を成功させたかというと、ここからが本題です。広郷は次のような事を行いました。 1.借金の踏み倒し 2.琉球経由の密貿易 3.黒砂糖の専売 1と3だけ簡単に説明すると、 広郷は借金していた商人達に無茶苦茶な要求を出します。「無利子250年払いにしろ」。250年というと返済終了するのは2085年です実際に廃藩置県まではちゃんと返済していましたが、その後は藩が廃止されたので返済していませんwww 黒砂糖は奄美諸島の特産品でした。広郷は百姓から安く砂糖を買い上げ、更に税を絞るだけ取りました。 果たして、調所広郷は救世主?それとも極悪人? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/01/13 10:45:10 PM
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