選択と集中
近頃、「選択と集中」というフレーズを聞きます。これは企業が成長し続け、安定した経営を行うための一つの手法です。過去に多くの利益を得るために、事業の多角化を行った企業が不採算事業を切り捨て、得意の分野に集中することを言います。例を挙げると、プリンターを製造している会社が新しく液晶パネル事業に参入し、市場の価格の下落から液晶パネル事業を売却し、本業であるプリンター事業に集中して研究開発に取り組む、といったものです。いい例が日立の事業再編です。日立が携わっている電力システム、薄型テレビ、HDDの三事業が再来年までに黒字化できなければ撤退や売却なとの措置をとる、と発表しました。また、日立はリスクの高い原発による電力供給事業に参入するようです。知的財産が重要視されるなか、他社には真似できない技術を保有することが求められています。せのためには、選択と集中により、得意分野の事業を拡大していくことが必要になってくると思います。経営者はどの事業を選択と集中するか、慎重に見極めなければなりません。