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カテゴリ:帰ってきたウルトラマン
銀河星人ミステラー星人登場
図鑑なんかじゃミステラー星人(善)とミステラー星人(悪)じゃ。 地球人の主観的な見方での善悪やからのう。 ミステラー憲章からみれば脱走した方が「悪」。 そして任務に忠実な隊長の方が「善」っちゅうこつになるけん。 正義とはいったい何を基準にしとるんかっちゅう問いかけやのう。 隕石の調査に出発した南と岸田。 大あくびの南隊員。どうやら昨日はデートやったごたる。 隕石から怪光線。岸田と南はジャイロ・アローごと凍り漬けに。 上野と丘も連絡が取れん。伊吹隊長は緊急出動。 ばってん、ミイラ取りがミイラに。 これで郷以外の5人が拉致されてしもうた。 郷は次郎、ルミ子と共に箱根を観光中。 ミステラー星人は郷を誘い出すために子供だけが乗った車を暴走させる。 子供一人を残しておみやげ買ってたら危なかろうもん。 今だと子供置き去りでパチンコに夢中になるバカ親じゃな。 暴走した車を追いかける郷。 その前を駆け抜ける 演じた村上不二夫氏はかつて「遊星王子」を演じたヒーロー。 昭和33年やけ当時(昭和47年)の14年前。 ひょっとしたら団次郎氏自身が見とったかんしれんのう。 わしやったら子供の頃のヒーローと再会したらのぼせあがるばい。 彼は間一髪で車に飛び乗り子供の窮地を救った。 郷は彼がミステラー星人やち見抜く。 「私は地球が好きだ。従ってこの地球に生息する人間もまた好ましい。」 好戦的なはずのミステラー星人が地球に住んどる。 それにはワケがあったったい。 アテリア星との宇宙戦争はもう30年続く泥沼の消耗戦。 彼は殺し合いに嫌気が差したミステラー星宇宙戦闘隊のエース。 そこに現れた戦闘隊隊長。 優れた地球人を宇宙戦士として戦わせようっちしとるんじゃ。 戦闘隊隊長は彼の娘を拉致し、郷を捕らえさせようとしとる。 本部に戻った郷に彼から挑戦状が。 次郎とルミ子を人質に芦ノ湖湖畔に来い。 対峙する二人の宇宙人。 「郷!ウルトラマンになれ!」 「戦うだけの目的では俺はウルトラマンになれない。」 そこに人質になっているはずの娘が駆けつけた。 「知らなかった。俺はだまされていた。」 そこに現れたミステラー星宇宙戦闘隊隊長。 彼は次郎とルミ子を郷に返して本当の姿に戻る。 二人のミステラー星人による格闘が始まった。 筒のような口といいどことなくユーモラスなデザイン。 とても好戦的種族には見えんばい。 口がゴキュっとなって痛がったりしとるしのう。 彼のピンチに郷はウルトラマンに変身。 MPファイヤーを放つ口をブレスレッドで切断。 隊長はMAT隊員を操ってウルトラマンを攻撃。 ばってん、ウルトラマンはミステラー星人をスペシウム光線で撃破。 正気に戻ったMATの攻撃で宇宙船も破壊された。 「地球を愛する宇宙人として平和にお暮らしなさい。」 地球に亡命してきたミステラー星人の親子は芦ノ湖に帰った。 今回、ウルトラマンが地球人に成り代わって話しとる。 御礼を言う礼儀や平和っちゅう人間が持っとはずの美徳。 そんな当たり前のことすら地球人は忘れたんか。 宇宙人であるウルトラマンに言ってもらわなならんのか。 彼が争いがイヤで亡命先に選んだのは地球やった。 ばってん地球人だって、宇宙戦士の候補になるほどに戦闘的種族なのだ。 そう考えるとなんか虚しゅうなってくるばい。 きっと郷もそろそろ嫌気がさしとるんとちゃうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月27日 18時08分37秒
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