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2012.08.24
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カテゴリ:ぶらり散策

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2012-08-24 001
2012-08-24 001 posted by (C)nextpeak

初夏のころに初めて鳴くのが、「初蝉」。本格的な夏になって、朝鳴いていれば「朝蝉」、夕なら「夕蝉」、一斉に鳴けば、「蝉時雨」、少なく寂しげであれば、「蝉涼し」、蒸し暑い夜にジージー鳴けば、「夜蝉」、その抜け殻は、「空蝉(うつせみ)」。

          聞くうちに蝉は頭蓋の内に居る           篠原 梵 

          閑かさ(しずかさ)や岩にしみいる蝉の声      芭蕉

          蝉鳴や(なくや)行者の過る(すぐる)午の刻    蕪村 

          蝉の羽根これも仏法不思議かな           松瀬青々

    以上、「吟行・俳句歳時記」(艸吟の会編 祥伝社) より、引用した。

俳句が、御堪能な御仁には、「蝉 cicada」は、味わい深い夏の季語として、大いに活用されていることでしょう。 残暑厳しき、昨今は、路上に、蝉の死体が無惨に転がったり始めた。夏のものの消える季節なのだ。夏後半の「秋の蝉」(秋の季語)は、儚く寂しい風情がする。

また、「残暑」は、秋の季語だが、この1週間の天気予報では、台風接近の沖縄以外は、真夏日の好天が続くようだ。まさしく「残る暑さ」である。蝉関連の下記二句を同書「吟行・俳句歳時記」に見つけた。

          ヒヨンの木に 蝉百匹の残暑かな          高浜虚子

          ひとつ枝に蝉ふたつ鳴く残暑かな          伊藤月草 

小生、「俳句」は、まったくの素人、基本も習ったことがない。1998年14年前の厳冬、家族と、斑尾高原でスキーと花火と新年を楽しんだ、その折、興に乗り、下記の「俳句」というより「狂歌」を作った。

以来、この手のことには、まったくご無沙汰していている。その時のことを思い出したので 、当時のホームページに掲載した「狂歌」を引っ張り出し、ここに紹介して置こう。これはやはり、狂歌?格調高い俳句とはとても言えない。

            山肌も、元旦控え、化粧かな

            大晦日、やたらと仕切る、焼き肉屋

            松明と花火乱舞の晦日の夜

           冬花火流星群乱れ飛ぶ                  by NEXTPEAK

ともあれ、冬は,はるか彼方、まだまだ、暑さきびしき折である。 体調には十分お気を付けお過ごしください。

               「残暑、御見舞い申し上げます。」






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最終更新日  2012.08.24 17:36:19
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