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2016.12.18
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カテゴリ:絵画
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図書館で借りていた三冊の、人気の「若冲」関連書籍を、やっと読み終え、返却してきたところだ。

「サライ錦秋特大号ー若冲と紅葉の京都へ」、「PEN BOOKS 若冲その尽きせぬ魅力」、「100% JAKUCYU! 若冲原寸美術館」

1950年代、日本では誰も見向きもしなかった若冲は、いまや、ブームとなり、東京都美術館の若冲展をはじめ各地の展示会は大盛況である。若冲は、素晴らしい技巧の持ち主であるが、彼の作品には、スキルを超えた何かがある。どれもすべてが、「生きている」のである。
代表作「動植綵絵」は、「動植物を描いた美しい彩色の絵」を意味するが、その全30幅のうち、鶏を画題にした作品が8幅あり、若冲の”鶏”へのこだわりは、半端でない。2017年の干支は、まさしく、「酉」であり、来年は、ますます、若冲ブームが過熱するように思うのである。

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最終更新日  2016.12.18 16:58:21
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