|
カテゴリ:ぶらり散策
新橋 パナソニック汐留ミュージアムで開催中の「ルオーとマチス展」に行く。🏃寒い1日だった。JR新橋駅下車して、暫く歩くと程なく、旧新橋停車場跡がある。小生、思えば初めて見る歴史的遺跡の停車場、ここが、日本の鉄道のスタート地点なのだ。その横に汐留ミュージアムがある。 ルオーとマチス、この二人の偉大なフランス人画家は、パリの国立美術学校で、共に師をモローと仰いで以来、親交を深めた。ルオーは、ステンドガラスのような黒い縁取りで、厚塗りによる油彩画、男らしい力強いタッチの絵、対して、マチスは、明快な色と形による、繊細で、女性のようなタッチの絵である。その画風の違いにもかかわらず、おたがいをよく理解し、励ましあってきた。その膨大な手紙のやり取りはマティスがなくなる前年の1953年まで断続的ながら実に約半世紀に渡った。素晴らしい友情関係である。羨ましい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.13 16:51:48
コメント(0) | コメントを書く |