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母は昼になると限界がくる。 息子は夜にならないと寝ない。 というわけで、母も息子にお願いして昼寝をすることに。 毛布を娘にかけて寝始めた頃。 息子が歩き出した。またごそごそを始めたんだろう。 そして母は寝てしまった。 数分後、はっと目が覚めた。 ねずの上にはあるはずのない毛布がお腹にきれいにかけてある。 振り向いた先には息子の姿が。 ・・・いい子に遊んでいる。 母は何も言わずまた横になった。 遊びに夢中の息子を静かに見つめながら、感謝した。 いつもねずがしていることを息子はちゃんと見て覚えていたのだ。 具合の悪い母を思ってかけてくれた毛布が、とても暖かい。 この子が私の産んだ子なんだ、と誇らしくも思えました。 娘がおきたとき、改めて息子に「ありがとう、毛布かけてくれたんでしょう」 といったら、息子は恥ずかしそうに笑顔になりました。 ありがとう、息子。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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