ねずとさる nezu to saru

この度の里帰りでは、息子はいくつかの野望を持っていました。

一、じじばばとむぎゅうをすること。
一、海水浴にいくこと。
一、虫を見にいくこと。
一、釣りにいくこと。

息子は一度約束したことを決して忘れない性質です。
そしてその約束を果たすため、さるちゃんと釣りに出かけました。

瀬戸内の潮の満ち引きは激しい。
何度も触れていることですね。
二人が釣りにいったのは、干潮の時でした。

無論、釣れません。
釣れるわけない釣り方をしてました。

そんなときでした。

水面に揺れる影をさるちゃんが発見しました。

なんだ？






じ～・・





「えいだああ～！」


そう、正体はひらめではなくカレイでもなく、エイでした。
ねずに言ったら絶対「うっそだあ」とせせら笑われると確信していたので
すぐさま携帯で証拠写真をとったそうです。

見せてもらった写真には、
尻尾がありました。なが～いのが。



そういえば、最近ニュースでサメとエイが異常繁殖して近海を
群れで移動しているとありました。




ねずの感想といえば、
「やっぱ、ひらめじゃないの？」

二度写真を見せられました。