グランパスの1年を振り返って
今年はPIXYが監督になって、初めは正直不安もあったシーズンでした。前年まで良い成績を残すことが出来ず、切り札のPIXYまでもがダメだったら、今後グランパスが浮上する手立てを完璧に無くしてしまうのではないか・・・と。 そして、アドバイザーとしてPIXYが観戦していた試合は何気に勝率が良くなかったのも個人的な不安要素としてありました。 蓋をあければ、そんな心配など微塵も感じさせない戦いをグランパスは見せてくれました。 やはり、PIXYのカリスマ性、偉大さを選手が知っているから、PIXYの一言一言に重みがあるし、選手にはすぐに聞き入れられたんだと思います。 また、PIXYの人心掌握、起用の上手さもポイントに挙げられると思います。基本的に選手は昨年と変わっていないけれど、新人王とベストイレブンを受賞した小川の成長を筆頭に、昨年まで実力を出し切れていなかった玉田を代表のエースにまで蘇らせたし、もちろん直志もボランチで再び献身的なプレーを見せてくれました。麻也にしても今年成長したし、恵太もしっかりとした役割を与えて彼の良さを引き出していたと思います。 そして最大のポイントはPIXYの一貫した戦術でやり方を変えなかったことだと思います。連敗したらやり方を変えたりして不安定になっていったのが今までのグランパス。今年に限って言えば連敗はあったものの、立ち返るベースがあったからチームが崩れなかったのが大きかったと思います。 ちなみに今年俺が参戦した試合は全10試合(うーん・・・。もっと参戦したかったなぁ・・・)2008.03.08 △名古屋vs△京都 1-1 @豊田2008.03.15 ○名古屋vs●浦和 2-0 @埼玉2008.04.02 ○名古屋vs●大宮 2-1 @NACK52008.05.06 ○名古屋vs●FC東京 1-0 @味スタ2008.06.08 ○名古屋vs●浦和 5-1 @埼玉2008.07.26 △名古屋vs△川崎F 1-1 @等々力2008.08.23 ○名古屋vs●鹿島 2-1 @カシマ2008.09.20 ○名古屋vs●新潟 2-0 @瑞穂2008.11.08 ●名古屋vs○柏 1-2 @柏2008.11.15 ○名古屋vs●大宮 2-1 @NACK5 思い出深いベスト3は、22節のアウェーの鹿島戦、2節のアウェー浦和戦、そしてナビスコのアウェー浦和戦です。(あくまで自分が参戦した中で選んでみました) アウェーのカシマでの初勝利は言うに及ばず。あの勝利は一生忘れることはないからね。 アウェーの浦和戦にしても埼スタでは大宮戦を含めて勝利が無かったので、しっかり勝てたことは嬉しかったし、PIXYの監督初勝利でもあったし忘れられない試合です!! あとはナビスコの浦和戦。埼スタで大勝したこともあるけれど、初めて全員座って応援という奇妙な体験をしたのも印象に残っています。 他には、11節のアウェーFC東京戦は、味スタで連敗が始まってしまったからには味スタで連敗を止めるという気概をもって勝てたし、25節のホームの新潟戦は初めてエバフレの皆様と参戦出来たことも思い出深いです。 来年はリーグだけではなく、ACLもあって厳しい日程が待っています。 今年の経験を生かして、来年こそはリーグ優勝、ACLの優勝とタイトルを取れるように頑張っていきましょう