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カテゴリ:グランパス
冷静になって考えてみると、今この時期の解任はどうかと思う。即次期監督が決まっていて、残り試合は選手とチームを見極める時間にあて、来年早々はある程度の土台ができているところからスタートが切れるというのならこの次期の解任もありだと思う。
だけど、中田コーチが監督代行として行う以上、残りの試合は来年に繋がるか、と言われればNOと言わざるを得ないだろう。 まして、ヨーロッパはシーズンが始まったばかり。今から監督を連れてくるのは難しいのではないだろうか。 それにシーズン途中での解任は場当たり的なイメージは拭えない。ズデンコ解任の仕方も疑問は残ったし、クラブのビジョンに疑問符をつけられても致し方ない。こんな人事をしていたら今後有能な新人選手の獲得に際しても逃げられてしまう不安が残る。 そして、評価はシーズンを通して行うべきだと思う。まだ10試合残されている。杉本、豊田など若手が育ちつつあるし、1シーズン待たずしては中途半端すぎる。 確かに最近の試合を観ていると、カウンターしか有効な攻撃が見られないのは不満が残る。ネルシーニョ監督の就任は攻撃的なチームへの変貌だったはずだから。俺自身の個人的な意見では、パスを回しながら攻撃してほしい、(柏戦の1点目のような形が理想)そうなってほしいと思っている。ただ、ネルシーニョ監督になってもその点は上積みが無かった。3年目だけれど、戦術的に積み上げているものが見えなかったのは事実。 ただ、かと言って閉塞感があったわけでもないと思う。それは選手を平等に使っているから。頑張っている選手にはチャンスを与えた。これはネルシーニョ監督の素晴らしい点。杉本、豊田と若手が成長しつつあるしね。 あとは、ゲーム中の修正能力も素晴らしいと思う。前後半が全く違うチームのようでは安定感がないが、後半見違えるように良くなるケースも多々あった。 ネルシーニョ監督は不満な点もあるが全くダメだとは思わないだけに中途半端な解任は残念。 ただ解任した以上、次期監督のもとで明確なビジョンが欲しい。首の挿げ替えでは意味がないのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.19 21:59:13
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