今月9日に行われるトリニダード・トバゴ戦に挑むメンバーが発表された。オシムジャパン初戦となる一戦で誰が選ばれるのか注目されたが、A3に出場している千葉、G大阪、そして中国遠征している鹿島からは選出できなかった。オシム監督は思い通りに選出できない不満を13人だけという変則召集で日本協会にあてつけた形となった。メンバーは下記の通り。
GK:川口(磐田)、山岸(浦和)
DF:闘莉王、三都主、坪井(以上浦和)、駒野(広島)
MF:田中隼磨(横浜)、今野(FC東京)、長谷部(浦和)、小林大悟(大宮)
FW:我那覇(川崎)、佐藤寿人(広島)、田中達也(浦和)
正直13人だけしか選ばなかったのには驚いた。代表は日程的にクラブとの調整が難しいのはどこの国でも同じだろうけれど、オシム監督は日本サッカー協会に対して注文をぶつけたのだろう。本来なら今月1日に発表されるはずだったのに、調整して千葉やG大阪所属の選手を選出しようとしたが、選出出来なかったことに対するオシム監督のしたたかさ、そして信念を曲げない強い意志。これからどう日本代表が変わっていくか楽しみでもある。
メンバー的に見てもJで活躍している選手を公平に選んでいる印象。グランパスからは選ばれなかったのは、あの成績では致し方なしか・・・。チームの連携を作り上げている今、代表に選手を取られなかったのはある意味ラッキーだったかも・・・。
12日から再開されるJでグランパスの選手よ、発奮せよ!!