毎年この季節の恒例のK1 WORLD GP FINAL。一試合一試合コメントを・・・。
○バダハリvs●ルスラン・カラエフ
お互い試合開始からガチンコの攻め合い。開始17秒でバダハリがダウンを奪うと、その20秒後に再びダウンを奪い、バダハリが1RKO勝利。
○アリスター・オーフレイムvs●エヴェルトン・テイシェイラ
総合格闘技のオーフレイムと極真空手のテイシェイラ。
お互い慎重な立ち上がりだったけれど、開始1分過ぎにオーフレイムのひざ2発が入り、テイシェイラに1RKO勝利。
●ジェロム・レ・バンナvs○セーム・シュルト
今回K1ラストと語る無冠の帝王バンナと05、06、07年3連覇のシュルト。
立ち上がりは前に出るバンナ。だが、1分過ぎにシュルトのひざが入りダウン。
そして30秒後にシュルトのキックが決まり、シュルト1RKO勝利。
●エロール・ジマーマンvs○レミー・ボンヤスキー
03、04、08年王者のレミーと新興勢力のジマーマン。
お互い間合いを見て攻めるも残り40秒あたりレミーの右フックでジマーマンがダウン。
2Rは開始からお互い攻め合い、徐々にジマーマンが前に出るもレミーのガードは固い。
3Rもお互い攻め合ったが、判定でレミーの勝利。
リザーブファイト
○ピーター・アーツvs●グーカン・サキ
94、95、98年王者のアーツと昨年3位のサキ。
アーツが前に出てプレッシャーをかけるも手数はサキが多い。1Rは互角の判定。
2Rも互角に攻め合うも終了間際に右ストレートでアーツがダウンを奪う。
3R開始からサキを倒しにかかるアーツ。しかし勢いを取り戻すサキ。
判定は3-0でアーツの勝利。
準決勝
○バダハリvs●アリスター・オーフレイム
ガードを固めていたオーフレイムだったが、1分30秒バダハリがパンチでダウンを奪う。これを機にバダハリがたたみ掛け、2分15秒ハイキックで2度目のダウンを奪い、バダハリが決勝進出。
○セーム・シュルトvs●レミー・ボンヤスキー
3Times Champion同士の対決。
開始10秒レミーの左フックが決まり、いきなりシュルトがダウン。
しかし、シュルトがレミーをコーナーにつめて攻め、残り1分のところでダウンを奪う。そして残り20秒のところでシュルトが再びダウンを奪い、シュルトが逆転勝ちで決勝進出。
決勝
●バダハリvs○セーム・シュルト
バダハリが開始から攻めるものの、1分にシュルトの左ストレート一発でバダハリがダウン。
1分24秒、シュルトの左ハイキックでバダハリ2度目のダウン。
気力で起き上がるも、その23秒後にシュルトが3度目のダウンを奪い、シュルトが3戦1RKO勝利という98年にピーター・アーツが成し遂げた偉業に並んで優勝
そしてアーネスト・ホーストと並ぶ4Times Championになりました
今回は1RKOが多かったので、淡白な感じだった。シュルトの3戦1RKO勝利ではあったけれど、05、06年のような手のつけられない強さはいまいち感じなかったかな・・・。
うーん・・・アーツが出ていないFINALは何だか物足りないぜ。