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![]() ![]() 明日は病院なのに、困ったな~ でも、まぁいがぐり君は大喜びなんですけどね。 えー、ところで、今朝パパと私達の掛かり付けの先生のところにご挨拶に行ってきました。 先月の23日で移植1年が経ち、元気になってきているので、節分前に。。。ということで。 当時この掛かり付けの先生がパパの白血病を一番に疑い、見付けてくれました。 たまたま血液内科の先生で、パパの状態の悪さにすぐ気が付いてくれて、今の大学病院を紹介してくれました。 それまで診てもらった他の内科の先生はパパの状態を理解できずただの風邪と判断。この間、随分無駄な時間が費やされました。 掛かり付けの先生は強めのお薬を出す先生なので、その当時はもっぱら私が(もちろん今もですが)お世話になっていました。でも、なかなか治らなかったし、私も海外出張中だったので心配で、その先生のところに行って薬強めてもらった方が良いよ!ということで行ったのでした。 これが最後の、絶妙な、ギリギリのタイミングでした。 この時この先生に診ていただかなかったら私達の今日はなかったと思います。 その後パパが入院中、私も眠れない日が続いたり、原因がないのに喘息の発作が起きてしまったりしていたので、簡単に報告を兼ねながら先生のところに顔は出していたものの、きちんとした挨拶は出来ておらず、ずっと気になっていました。 でも場所が場所だけに、退院後もパパの体調の良いときでないと、やはり伺うこともできず。。。 そういう訳で去年末より 『移植日が過ぎて大丈夫そうだったら必ず行こうね』 と。 看護婦さん達も名前を覚えてくださっていたようで、すぐに対応してくださり、先生は満面の笑顔で迎えてくださいました。 『移植したんだったな!これが本当の生還だな!嬉しい報告をありがとう!!』 と、パパの頬を触ってくれていました。 思った以上に喜んでくださり、けじめをつけられたことが嬉しかったです。 その後、病気平癒のお守りを新しくするために鎌倉へ。 今日は1日なので、月初めの行事と節分の準備等でいつもと少し違った雰囲気でした。 雪が降りそうな冷たい空気に、改めて身が引き締まる思いで帰ってきました。 病気に関しての報告の時はなんだかシリアスになってしまいますが、本当にこの病気を通して色々なことを沢山学びました。 人として誠実に生きることは大切でも、人によって誠実の意味は違い、『大切』という事柄も人によって大きく違うものです。 自分の『大切』を大事にすることは当たり前かも知れませんが、人が『大切』と思っていることへ想いを馳せる『努力』をすることは『大事』な事なんだと、そう思います。 そう思いながらも、私自身そこまで何かが悟れている訳でもなく、日々葛藤なのですが。。。 病気は本人だけのものではなく、家族全員のもの。心の総てが健康に戻るまでには永い時間が必要かも知れませんが、それでも毎日は過ぎていく。 毎日無事に。 それがあれば色んな事を受け入れていけるような気がします。 奥が深くて上手く書き表す事が出来ません。 あーぁ、頭が良ければ上手く伝えられるんだろうなぁ。 そんな訳で今日はこの辺で報告終了。 絵を描いて整理しようと思います~ いつも尻切れトンボでごめんなさい~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月15日 14時16分22秒
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