第43回青梅マラソン
青梅マラソンに参加してきました。青梅マラソンは1967年に東京オリンピックのマラソン競技で銅メダルを獲得した円谷選手と走ろうということで始まった大会とのこと。こんな由緒ある大会でまさか自分が走るとは昨年までは思ってもいませんでした。 30キロは11時50分のスタート。混み合いを避けるため、10時前にスタート地点である河辺駅に到着。しかし、皆同じことを考えるのですね、駅のホームから外に出るまで20分近くを要し、更衣室である体育館などはすでに満員状態でした。 それにしても暖かい。昨年、雪のため大会が中止になったことが信じられません。この暖かさでは給水をきっちり行う必要があります。 体育館で着替えて、余裕を持ってスタート地点へ。さすが43回を数える大会だけあって、ロジスティックスはなかなかです。申し込んだ時に目標タイムをどのように申告したか、覚えていないのですが、僕のスタート地点はずいぶん後方。ちょっと嫌な予感が。予定どおりのスタート。 列はもちろんすぐには動きません。やっと動いたと思っても、すぐ止まる。結局スタート地点までで9分経過。スタート後も、列は時々動かなくなり、歩きになる。ちょっといらいらします。道が狭いので、前の人を抜こうにも簡単には抜けず、ペースがつかめません。追い抜くたびにペースをあげますが、前が閊えてペースダウン、を繰り返して、精神的な疲れを感じます。10キロ地点で57分30秒。当初の予定よりも2分30秒遅い。10キロから中間地点までの登りではなんとかペースを取り戻そうと粘りますが、中間地点(15キロ)では1時間26分26秒。全然ペースがあがっていない。遅い!これではいかん!と、そこからの下りでペースをあげ、20キロでは1時間52分40秒(この10キロ55分10秒)。目標の2時間45分を達成するためには、もう少しペースを上げる必要があります。ここからは基本的に下りだったので、ピッチをあげます。結局、2時間45分11秒でゴール。最後の10キロは52分31秒。10キロ55分のペース走で、2時間45分が目標だったので、11秒及ばなかったものの、ほぼ達成。特に、20から30キロまで記録を上げることができたのは嬉しいことでした。速報値では、5,898位/14,972人。15キロで7,386位だったのが、そこから約1,500人抜いた計算。来年はもう少し前からスタートしよう。 心配していた右膝の痛みはほぼなし。東京マラソンに向けてよい練習になりました。もう一月しっかり練習しよう。