2015/07/25(土)09:39
鈴木宗男
北方四島のロシア人住民と日本人の元島民らが相互訪問する「ビザなし」交流の日本側訪問団に参加している新党大地の鈴木宗男代表は24日、ロシア国境警備局に拿捕(だほ)され、国後島古釜布(ふるかまっぷ)沖に停泊中の北海道のサケ・マス流し網漁船「第10邦晃(ほうこう)丸」の乗組員と漁船内で面会した。伊東正人船長は鈴木氏に「皆に迷惑をかけて申し訳ない」と話した。
日本側に入った連絡によると、伊東船長は、ロシア側が主張するベニザケの漁獲枠超過の操業違反について「測ってみたら若干枠を出ていた」などと認めて署名。現時点で乗組員11人のうち、伊東船長を含む4人が事情聴取を受けているという。
面会には鈴木氏の娘の鈴木貴子衆院議員(民主)と外務省職員も同行した。