ニ長調 の 交響曲
弦楽器主体の古典派の交響曲では数え切れないほど書かれている。
ハイドンもモーツァルトも膨大な数の作品がある
ハイドン
年代順に 1番 14番 10番 19番 15番 6番 13番 72番 24番 31番
42番 57番 61番 70番 53番 75番 62番 73番 86番
96番”奇跡” 93番 101番”時計” 104番”ロンドン”
23曲もあるが このうちよく演奏されて評価も高いのは
交響曲第101番番ニ長調”時計”
交響曲第104番番ニ長調”ロンドン”
くらいじゃないでしょうか
モーツァルト
年代順に 4番 7番 8番 44番 47番 45番 11番 20番 23番 30番
31番”パリ” 35番”ハフナー” 38番”プラハ”
13曲ありますが やはり2管編成の本格的な交響曲は31番以降の3曲でしょう
ニ長調は弦がよく鳴るのでモーツァルトの交響曲でも
トランペットやティンパニが加わっていることが多いようです。
ベートーベン以降の交響曲では
ベートーベン 交響曲第2番ニ長調
シューベルト 交響曲第1番ニ長調 交響曲第3番ニ長調
ブラームス
交響曲第2番ニ長調
チャイコフスキー 交響曲第3番ニ長調 ポーランド
ドボルザーク
交響曲第6番ニ長調
マーラー 交響曲第1番ニ長調”巨人” 交響曲第9番ニ長調
シベリウス 交響曲第2番ニ長調
これらのなかで 曲の完成度 演奏回数 CDの数 すべてを総合して1曲選ぶとすると
シベリウスの2番になるかと思う。
この曲は30年以上前に ハイティンクとロンドンフィルが来日したときの演奏が素晴らしかったので
なかなかLPやCDでそれを上回る演奏が見つけにくいのだが
曲がよくできているのでそれぞれに感動できる演奏がたくさんある。
1番ほどの劇的さはないものの バーンスタイン ニューヨークフィル
地味ながらしっとりした第2楽章が味わい深い バルビローリ ハレ
そのほか セル クリーヴランド マゼール ウィーンフィル をはじめ
ベルグルンド オラモ アシュケナージ カム アブラヴァネル ・・・・・
何度も入れている人も多いのでなかなか整理するのも大変なのだが
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