表本家 70年史 1980年~1984年
1980年代というのは年号は昭和なんですが文化的には平成に近いでしょうね近代化やデジタル化が進み都市の景観は現在とそんなに変わらないファミコンやCDが登場しいろんなことが便利になった80年代前半はアイドル第2次黄金時代この時期の特徴は男女ともにソロのアイドルが多かった1980年に18歳でデビューした松田聖子はシングル曲がよく知られているのは当然ですがB面の曲やアルバムの曲にも優れたものがたくさんあります自身の作曲によるものもあって♪ミラーに港町が映る あなたと暮らした部屋が消える 薔薇の模様の壁紙 窓の横にカナリア 歌い続けている青い小鳥のように 命のある限りあなたを忘れないわ ひとりで生きる自信と翼をくれたあなたを1983年の暮に出た8枚目のアルバム”Canary”のアルバムタイトルになっている曲作詞はたぶん松本隆 作曲は松田聖子本人この人は作詞よりもむしろ作曲に才能があったように思う(この曲のほかに 時間旅行 という名作も残している)歌い続けて〜 から 忘れないわ まではほぼ同じ音域で推移しひとりで〜 から音域が上昇していくところはボーカルの魅力が抜群なだけに素晴らしい効果をあげているもちろん詩やアレンジも一級品だから最高の楽曲に仕上がっている