2008/02/08(金)13:21
大和と暮らす - 老い -
命あるものすべて、過ぎ行く年月には逆らう事は出来ない。
大和も長い年月を経て、その姿形は変わっていった。
光り輝くグレーの髪も次第に色褪せ、所々に白いものが目立ち始めていた。
「猫も白髪になるんだな・・・」
ふと、当たり前の事が不思議に思えたものだ。
大きく見えた大和の姿は、どこかひ弱さが感じられるようになる。
痩せたわけではないが、細いのだ。
スリムというより、それはまさしく「老い」だった。
食欲はまだまだあるのに、以前のようには大きくならない。
私は、いつかは認めなければならない現実を、この時期から感じ始めていた。
「大和、言い名前だろ♪(^^)」
ポツンと呟いてみる・・・
「大和・・・」