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カテゴリ:★ ひとりごと・・・ ★
日本では血液型による性格や相性診断が人気で、ネットにもたくさん公開されている。
しかし、そもそも血液型ってなに? 資料によると、血液型とは、血球のもつ抗原の違いによる血液の分類とある。 その抗原とは、免疫細胞上の抗原レセプターに結合し、免疫反応を惹起する物質・・・とある。 抗原は抗体を誘導する物質。 免疫原と同一のものらしく、つまりは免疫と関係する物質らしい。 なんだか難しい。。。 抗原は、赤血球・血小板・白血球・血漿などに存在し数百種類が知られている。 その組み合せによって決まる血液型は膨大な数になる。(数兆通り以上という説もあり) 世界を捜しても、自分と完全に同じ血液型をしている人はいないとすら言われる。 この性質を利用したのが競馬。 そう!サラブレッド生産において血液型が親子関係の証明に使われ、血統が出来上がったのである。 なんだ?同じ血液型は無い?? では、どうしてABOの血液型があるんだ? そもそも今のようにABO型の血液分類が発見されたのは、1900年にオーストリアの医学者カール・ラントシュタイナーによりA、B、C型の3つの血液型が発見された。 1902年には、デカステロとスターリによって第4の型としてAB型が追加発表される。 当時O型の血液型は無く、後にC型がO型と言われるようになった。 血液の分類方法にはさまざまな方法があり、ABO型による分類方法はその一種に過ぎない。 ABO式血液型といい、赤血球による血液型の分類法の一種である。 これが最初の血液型分類になる。 他に有名な分類方法にはRh式血液型がある。 この分類法はAとB二つの抗原により分類している。 A型はA抗原を発現する遺伝子を持っており、B抗原に対する抗体が形成される。 B型はB抗原を発現する遺伝子を持っており、A抗原に対する抗体が形成される。 O型はどちらの遺伝子も持っていないため、A抗原、B抗原それぞれに対する抗体が形成される。 AB型はA抗原およびB抗原を持っており、抗体形成はない。 O型の人は抗原を一つも持っておらず、逆にAB型の人は両方持っている。 これが適合性に影響を与える。 ABO式血液型は赤血球による血液型の分類法であるから、赤血球の適合性ということになる。 それによると、O型の人はA,B,AB型の人に与えることができる。 A型,B型はAB型に与えることができる。 これをみると、O型の人は与え役、逆にAB型の人はすべての人から貰える、安心できる血液型だということがわかる。 献血を求める赤十字は、この辺の事を考慮して集めているのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 25, 2010 11:15:25 AM
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