50代エンジニアの逆襲

今日は、業者を全員集めて設備グループのマネージャーから招集がかかった。ある場所では、無造作に物が適当に置かれていたり、ゴミを片付けないでそのままにして帰っているので、くれぐれもそのようなことがないようにとの注意を受けた。我々の中にはそのような不届き物はいなかったが、ゴミとかに無関心な人がいること自体信じられない。我々の装置が相手にしているのは、ミクロンオーダーのゴミ(particle)だからである。搬送中に0.1ミクロンのゴミが発生したらもうアウトである。装置が入っているブースに入るにも専用の服装に着替えて、まるで宇宙飛行士か忍者の格好である。何回かのエアシャワーを浴びてブースに入らなくてはならないため、前日に暴飲暴食などをしていたら結構大変である。ゲートを潜って、洋服を脱いで急いで行かないとアウトとなる。

ところで、今日は、パーティクル測定時に突然、天井の蛍光灯を外しに外人がやってきた。最初は、測定中だからと断ったが悲しそうな顔になったので、「OK,OK You can do it.」と言って、やらせることにしたが、この工場のスケジューリングはどうなっているのだろうか？データは一気に悪くなったので、１時間後に再度測定することにした。１時間後の結果はＯＫであった。

明日は２台目の装置の搬入であるが、今かかってきた電話では、搬入時間が７時３０分からとなった。少し早すぎるよな～！

１台目の装置は、午前中にオペトレ、メントレを行い引き渡すことになっている。
１つずつ終わらせて、思い残すことが無いようにして帰国しよう。(^_^)v