カテゴリ:一日一冊
はじめての課長の教科書(酒井穣) ディスカバー21
昨日は、本書を読み切ることが出来なかった。 さすがに、1日で読めない本もあるということで今日中に終わらせる。 ---------------------- 多くのビジネスマンには、人生のうちに一度ぐらいは、課長に使い立場で仕事をするチャンスが訪れる。→課長として成功するための方法論に、もっと関心を向けるべき。 日本企業には、中間管理職という欧米のマネジメント理論にない、日本企業ならではの強みがある。課長の仕事は、係長や部長といった他の中間管理職の仕事よりも難しく、かつ重要である。 第一章 課長とは ・課長は正式な管理職の最下層の地位。係長から課長に昇進できるかどうかは、キャリアの最大の山 ・課長は、年齢や能力に大きな幅がある部下を持たなければならない。部下、顧客、上司、三方向に意識を向け、利害を調節するのが課長の仕事 ・課長にはリーダーとマネジャー両方の資質が必要だが、経営者がよりリーダー寄りであるのに対し、課長はよりマネジャー寄り ・課長は、部下を一人の人間として気にかけ、興味を持ち、熟知することで部下のモチベーションを高め、成果につなげることが出来る ・課長には「数字としての成果」とともに、家族的な方法で部下をまとめることが求められる ・課長は「顧客第一主義」という共通の価値観を軸に、世代間の価値観の通訳をする役割がある ・課長は経営者が発信する経営情報と末端社員が持つ現場情報、二つの情報をバランスよく持つ、企業の情報伝達のキーバーソン ・課長は、部下に徹底的にルーティン・ワークと教え込むことで、例外的な問題や事業機会を発見する仕組みを作り上げなくてはならない ・課長は「重要な現場情報」を経営に引き上げ、経営ビジョンを現場に浸透させるネレッジ・エンジニアである。 第二章 課長の8つの基本スキル ・部下が失敗しても、そのまま部長や経営者に報告してはならない。部下を守り安心させれば、部下はためらいなく悪い情報を課長に報告できる ・課長は、部下の成果を評価し、感謝の意を伝えることで、部下への期待値の高さと、部下の進むべき方法を伝えなくてはならない。部下を叱る目的は、部下が自分自身で仕事のやり方を変えるように促すことである。そのためには、信頼と期待を伝え、部下自身に原因と対策を発見させるようにする。 ・課長は現場を動き回り、直感的に情報を集めることで、次を予測することが出来る。 ・高いパフォーマンスを発揮できるストレス・レベルになるよう仕事を割り振る。本来の力が発揮出来ないほどストレスが多すぎる状態に追い込んではならない。 ・普段の会話で、聞き上手、質問上手になることで、コーチングスキルを高めることが出来る。 ・部下が仕事に没頭できるよう5つの条件に配慮する。 1.目的と価値が明確 2.コントロール出来る 3.適切な難易度 4.邪魔が入らない 5.成功の基準が明確 ・肩書きや立場を取り払ってホンネで話せるオフサイト・ミーティングによってメンバーの意外な素顔を知り、チームの結束を高めることが出来る。 ---------------------- 久しぶりの更新となったブログ タイトルも「Nickの英語修行」から「Nickの人生修行」に変えてみた 英語だけでなく、人生全般にパラダイム転換した「Nickの人生修行」をよろしく! では、また。(^_^)v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[一日一冊] カテゴリの最新記事
|