2009/04/11(土)08:07
ある晴れた日に
立ち止まり枝を仰ぎ見る
空を映すには淡すぎる花色
ここには居られなくて
どこへも行かれなくて
熱い塊を飲み下して歩けば
焼けただれてゆく心
なにもわからないけれど
わかっているような気もする
嘘つきは 幸せになれない
嘘つきだから 幸せにはなれない
雲を湛えた薄暮の空に
細く光る月が囁く
empty of warmth .
2009/04/11(土)08:07