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カテゴリ:スペイン語
今日ある友人と話していました。偶然、日本の温泉の話になって、岩盤浴の説明をしていたところ、突然彼女が笑い始めましました。その理由を解説してくれましたが、なるほどうまく出来ているなと我ながら感心してしまいました。
私は"Hay una roca caliente y se tumba allí."(温かい岩があってそこに横になる)と言ったつもりでしたが、"R"の発音(いわゆる巻き舌で発するやつ)が出来ていなかったので、"Hay una loca caliente y se tumba allí."(性的に興奮して、気の狂った女性がいて、そこ横になる。)となってしまったのです。いくら大勢が裸になってみんなで湯船に浸かるのが温泉だといっても、もちろんそんな状況は想像を絶するので、本当にそのように彼女が真に受けた訳では無いのですが、日本語と比較的発音が似ているスペイン語でも、このように日本語にない発音は気をつけないと相手に伝わらなかったり、へんてこな意味になることがあります。さらにはTildeといわれるアクセント記号や "n" と "ñ" の違いなどなど。 perro(犬)が pelo(髪の毛)になったり、cazar(狩をする)が casar(結婚する)になったり。ひどいのは、スペイン語入力が出来なくて、ñの字が使えない時など、"año" を "ano" としてしまうと「年、年齢」という意味から「お尻の穴」になってしまいます。私はそういう時は必ず"nyo"としますが。 同じ友人は先日"Feliz ano nuevo!"という新年の挨拶をもらったそうです。これでは「あけましておめでとう!」ではなく「新しいお尻の穴おめでとう!」になってしまします。その友人曰く、「私のは毎年取り替えることはできないんだけどね...」とのことでした。 私は日頃スペイン語に対して「私は外国人だからいいだろう(少し間違えても相手が察してくれるだろう)」と少し甘えのような気持を持っているかも知れません。でも、このように少しの違いで意味が全然違ってしまうことも良くあるので、細かいことにも気をつけないといけないなと思いました。日常の会話でなら、笑い話のネタが1つ2つ増えるくらいですむんですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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