2014/09/11(木)11:40
DIYで石けん熟成箱、作り方のコツ
この前、石けん熟成箱&カッター台作りの記事をUPしたのですが、作り方教えて下さいというメールをいただいたりして、少し反響があってびっくりしました。
作るコツをゆるーく&簡単にまとめてみました。
熟成箱を作るために必要なのは、板、釘金づち、作りたい箱サイズより少し小さいすのこ。あと、木工用ボンド。角がカクカクしているのがイヤならやすりも準備します。
まず大前提になるのは、木材をカットしてもらうことです。
のこぎりでギコギコするのは本当に大変ですし、サイズ通りに切るのも難しい。綺麗にカットされた木材があるだけで作業の8~9割は終わったようなもの★(ほんとです)
私はこちらで購入しました。カット無料です。
こんな風にカットしてもらいました。
すのこは100円ショップで買ったものを使っています。
※黒い点は釘を打つ所です。実際にはすのこはCの板の上に乗ります。
Aのサイズ(縦横の表示は、組み立てた箱の縦横ではなく、上の展開図のものになります。)
縦:すのこの縦の長さ+2センチ
横:Cの板の厚み+すのこの板の厚み+8センチ(石鹸を入れるのに必要な高さ)
Bのサイズ
縦:(Aの横幅-1センチ)÷2
横:板の厚み×2+すのこの横の長さ+5ミリ
※箱の中の換気をしっかりしたい場合、縦の-1センチの部分の数値を上げます。
※1.3センチ厚の桐を使う場合、縦幅が細いとたわみます。横幅25センチなら、縦幅は3.5センチ以上必要です。
Cのサイズ
縦:Aの縦幅と同じ
横:4センチ ※すのこを上に載せるための板です。
作る時のコツ。
★釘を打つ所に木の厚みが分かる線を書いておくこと。
★釘をまっすぐ垂直になるように打つこと
これだけです。
木の厚みが分かる線を引くのは、釘が木から飛び出てしまうことを防ぐためです。釘が飛び出ると修正に苦労しますが、線を引いてその真ん中から打つと、失敗する確率が格段に減ります。
木工用ボンドを塗ってある程度安定したら、釘を打ちます。ボンドがはみ出たら濡れたぼろタオル等で拭きましょう。
釘をまっすぐ↓垂直になるように打つのですが、最初は親指と人差し指でおさえ、上から見ながら軽く打ちます。指を離して、釘が斜めになっているようだったら横から軽く打って調整し、また指でおさえて軽く打っていきます。ある程度(1センチぐらい)まっすぐに釘が入ったら、板の位置をもう一度整え、今度はがんがんがんがんっと勢いをつけて打ち込めば、ほぼ失敗はないです。
最後に、釘を打った場所を触ってみて、釘の頭が飛び出ていないか確認しましょう。
やすりは最後にかけます。箱が出来たら、すのこにボンドをつけて上に乗せて完成です。
<追記>
木箱を重ねると、夏は熱がこもり酸化しやすくなります。
重ねたい場合は、上の横棒を一つ取ると、風がとおりやすくなるのでおすすめです。
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釘を打つのが苦手、音が気になる、という方には、木ねじがおすすめです。
木ねじを使う場合、厚みのある板を選んだほうが良いです。薄くやわらかい板は割れやすいです。以前、↓このパイン材&木ねじで本棚を作りました。
パイン集成材
道具はこの2つと、ドライバー。
(電動ドライバーを持っている人は是非そちらを。私は持ってません(´Д` ))
スターエム No.33 木ネジビット 3mm
木用ねじ 3.8×38 入210
↑こちらの工具を使って作りました(´∀`*)
使い方は、
1.ねじを打ちたい所に板を当ててシャーペンで板の厚み分の線を引く
2.木ネジビットでねじを入れたい所に穴をあける
3.ボンドを付けドライバーでねじをしめる
これだけです。
パイン材&木ねじを使った時は、130センチぐらいの高さの本棚を半日で作りました。
ちなみに、この本棚を作ったのが、大人になってから初めてのDIY。
(初っ端から無謀だねー^^;)
小学校~中学校の図工で、必ず木を使った工作をすると思うのですが、
たいてい自分が欲しくないだっさいアイテムを無理やり作らされるので、
やらされ感や、面倒くささがあったと思います。
でも、大人になってから、自分が欲しいものを作るのは、もの凄く楽しいです♪
デスクワークでは絶対に得られない、達成感があります。
今回、作りながら、子供の時にホームセンターの工作イベントで郵便受けを作ったら、
ワースト賞を貰ったなぁ・・・なんて当時のことを懐かしく思い出しました。
(「お父さんが頑張ったで賞」みたいな賞でしたw)
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本棚を作る前にこの本を読みました。これは凄く勉強になった!
清く正しい本棚の作り方