2016/12/02(金)00:38
源流の記憶
今まで山に登って楽しいと思ったことがほとんどないのですが
(体力がない&しんどいのが嫌い)
最近、山っていいなと思うようになり、ジムで体力づくりをしています。
いいなと思うようになったきっかけの一つが、この本。
終戦後、黒部の山小屋を購入し、
山賊と呼ばれる地元の猟師らの協力を得て、
黒部の登山ルートを開拓した方の写真集です。
【送料無料】 伊藤正一写真集 源流の記憶 「黒部の山賊」と開拓時代 / 伊藤正一 【本】
その山小屋は、山中で1泊か2泊してやっと着くような場所にあります。
しかし、その山小屋の周りの景色の、なんと素晴らしいこと・・・!
山の中にこんな美しい世界があるのか!と目をみはりました。
この本の作者は、山小屋を改築するために、とてつもない苦労を重ねています。
雪などで何度も山小屋が壊れるのですが、
材料も道具も、ふもとから1日、2日かけて人力ではこぶわけです。。
(終戦後~昭和のことなので)
表紙がまさにその写真なのですが、、。
崖の途中に細い板をかけ、それを足場にしているのですが、あまりにも頼りなくて
よく崩れないな・・と思うような道。(蜀の桟道?)
そんな足場を、重い荷物を持って登る歩荷の姿・・・
今はヘリコプターなどで運ぶのかもしれませんが、
これまでの山小屋の歴史を思うと胸があつくなります。
そして50歳前後で結婚し、息子さんが誕生。
その息子さんが、いま山小屋を経営しているそうです。
若くて体力がある時期を開拓と山小屋に捧げ、
息子さんがあとを継いでくれて・・・
ほんと素敵な人生だわ!!
この前、高尾山に登りました。
(トレーニングで体力をつけているせいか、楽だった)
次は1000メートル級だな。
山中で1泊か2泊って、凄くハードルが高いのですが、
いつか登ってみたいな!
人生の目標です。
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