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カテゴリ:映画&TV・・た、な、は行
監督・脚本:オマール・ナイーム
製作:ニック・ウェクスラー 撮影:タク・フジモト 編集:デデ・アレン / ロバート・ブレイキー 美術:ジェームズ・チンランド 音楽:ブライアン・タイラー キャスト ロビン・ウィリアムズ ミラ・ソルヴィノ ジム・カヴィーゼル ミミ・カジク トム・ビショップ ストーリー:近未来では脳に埋め込んだチップに個人の生涯を記録し、死後編集された映像を追悼会で流すのが流行していた。編集者のアラン(ロビン・ウィリアムズ)は大物弁護士の依頼を受けるが、かつての同僚(ジム・カヴィーゼル)にチップを譲れと脅される。 なんだか「月の子」「輝夜姫」で知られる、清水玲子著コミック、「秘密―トップ・シークレット―」(1999版)の「過去に見たもの=考えたもの(視覚で感じたもの)を全て見られてしまう。」という発想が似てる。 参考にしたのかな?と思ってしまったけど、オマール・ナイーム 氏自身が思いついたのかしら?(だったら次作も期待大) 迷わずこちら、ロビン・ウィリアムズ目的に観ましたが、やっぱり彼はシリアス路線を崩していませんでした。 ファミリー向けの彼もそろそろ観たいのだけど…、゛ロボッツ゛の声だけじゃ満足できない、私です。 どうやら『バットマンビギンズ』の続編でジョーカー役を希望してるみたいだから、是非ともゲットして欲しいです。 ではこの映画について、…多分こちら、眠い人には眠い映画 じゃないかなぁ、と思いました。 しかし私には中々面白かったです。 息抜き手柄に観る映画かと。 ↑の写真でロビンが向かい合って見てる(操作している)機械は「ギロチン」という名の、 人の生涯の記憶を編集するもの。 そのギロチンを持つ、人の人生(記憶チップ)を見る事が許された、特別な編集者であるロビン。 彼によって編集されたその「故人の記憶の映画」を追悼会で流すことが流行りの世界なんだけど…。 人一生分の記憶なんだもの。当然、お綺麗な記憶ばかりじゃないのが事実。 そこを、ロビン演じるアランが 悪しき記憶をカットし「とても綺麗な記憶の映画」に編集しています。 アランが、寡黙なまでに人の悪しき記憶に目を閉じていられた事には、理由があったように思います。 自身にも悪しき記憶、「過去」があったからです。 しかしある日、大物弁護士の依頼を受けたことで、 アランは自分の「最も忌んだ過去」と向き合うことになります。 そこから「あっ!」と驚く結末に向かうのですが…、ホントに愉しませてくれる映画でした。 こういうSFは良いですわ~。 それとこちら、SF=サイエンス・フィクション(science fiction)とは 科学の知識を応用して, 「空想的世界」を描いたもののこと。 無理な設定を「ありえない」、 と一言で片付けてしまう方にはSFは向いてないのだと思います。 観るのは止めたほうがいいかも、ですよ。 (by 抹茶) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.02 22:46:40
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