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2016/10/18(火)04:34

My guitar file No42 グレコローマンは、おまけじゃありません☆彡 

ギター(219)

Memory・・・(While My Guitar Gently Weeps)と言うことで、半年に一度の定期点検時に現在どれだけあるのかの確認と、少しだけepisodeなどを羅列してみま~す! さて、其ノ42の巻き! アーチトップなエレアコなのですヽ(´▽`)/ グレコ アーチトップギター CSF-90(BS) アコギですね~しばらく弾いてませんでしたのでたまに触ると良い感触です。 こいつは、グレコのクリアサウンドと言うエレアコです。 最近滅多に弾いてませんでした・・・(笑) 久しぶりにそんな素性を調べてみると・・・ ん~わかりませんわ(笑) なので、当時の保証書を引っ張り出してみると! そうそう、『キクヤ』で買いました!! これは平成7年4月ですね。と言うことは? 1995年購入です☆彡・・・1994年のカタログにも載ってましたよ。 なにかの事情で(弦購入とか?)楽器屋さんで偶然見つけて、面白いなぁ~みたいな。。 結局そのデザインで衝動買いですね(´・ω・`) ところで、アーチトップって? 単にボディトップが丸く膨らんでいることを表します。 アーチトップにはアコースティックからフルアコ・セミアコ、そしてソリッドボディまで出揃っていて、その他のボディのデザインや構造、そしてエレキかどうかなどには直接関係ないということになります。 話せばながぁ~いことながら。。。ココからはその歴史のオベンキョです(笑) ギターという楽器がまだ未成熟だった20世紀初頭。この頃の音楽シーンではジャズのビッグバンドが人気で、トランペットなどの管楽器やドラムに交じってギターも演奏をしていました。しかし、ビッグバンドの中ではソロを吹き鳴らす花形トランペットなんかに比べあまり目立たず、日陰の存在でした。バンド内の他の楽器と比べて圧倒的に音量が小さかったのです。当時はなんとも肩身が狭かったことでしょう。どんなに技術があっても、音が埋もれて聴こえないわけですから。 「 小さなホールでしっぽりやる分には問題ないのに…悔しいっ 」とハンカチを噛んだギタリストも多かったことだろうと思います。そんな事情もあり、「 より音量が出るギターを! 」という需要が生まれました。 その需要に応える形で、Gibson社は大型化したピックギター開発し世に送り出します。 エレクトリック機構がまだなかった当時、音量を大きくする一番簡単な方法は『 空洞=ボディーの巨大化 』ピックギターも大型化によりそれなりに音量が出るようになり、ボディーそのものが鳴るかのような独特な箱鳴りサウンドで親しまれます。 一方でMartin社も、求められた大音量化への答えとして、革新的な程ボディーの大きいドレッドノートシリーズを開発し送り出します。 力木(ブレーシング)による補強とボディートップをフラットにすることによって、従来よりも薄い材で組み上げられたドデカいボディー。従来のfホールとは異なる、ボディー内部に生まれた反響をダイレクトに出力する、弦の真下に大胆に配されたドデカいサウンドホール。 弾いた時のサウンドがパコーンと素直に出ていくドレッドノートギターの方が音量面で圧倒的に勝り、結果的にアーチトップギターは音量競争に敗北します。こうしてMartin社のドレッドノートシリーズはフラットトップギターの王様という、新たなスタンダードとして王道を築き上げ、その人気を不動のものとします。しかし、そこからまた別の道が生まれます。 更なる大音量を求められたギター業界に、ピックアップマイクによりギターをアンプで大音量で鳴らすという革新的な技術が生まれます。それがエレクトリックギター☆彡 この革新的な技術により、ギター業界は新たな時代を迎えます。 そして、Gibson社はピックアップマイクをいち早くアーチトップギターに載せ、より広いホールでも十分な音量を得ることに成功します。(ピックギターとの境界はちょっと曖昧ですが、エレキのピックギターは今では一般的にはフルアコースティックギターと呼ばれています。) 一度は音量競争でフラットトップのアコースティックギターに敗れたアーチトップギターでしたが、エレキギター化することによって差別化を図ったのです。 これが成功を収め、一時はその存在意義すら危ぶまれたアーチトップギターが再び脚光を浴びました。今でも、アーチトップギターは独特な渋いサウンドによりジャズギターとして絶大なる人気を誇っています。その後、音楽業界にブルースやロックなどのジャンルが芽吹き、新しい時代へと移ろい行くにあたって、ギターとしての主役はアーチトップギターからハウリング耐性や演奏性に優れたソリッドボディーエレキギターに渡ります。しかし、今でもアーチトップギターはジャズギターとして絶大なる人気を誇っています。 一度は音量競争に敗れたものの、エレキギターとして生まれ変わり、ジャズギターとして存在価値を見出されたアーチトップギター。 フォークギターとエレキギターの成功の栄光に挟まれ日陰の存在ではありますが、ギターの歴史に大きな影響を与えた存在であることは間違いないでしょう。 (以上アーチトップギターの歴史より引用致しました m(_ _)m) ふぅ~(^_^;)   では、こいつはどんなギターかと言いますと・・・実に今風です!o(^▽^)o 【spec】 BODY : SYCAMORE:TOP & BACK NECK : MAPLE 3PIECE, SET NECK F:BOARD : EBONY  26F, 305R, 319SCALE PICK UP : MASTER VISION COLOR : BS(ブラウンサンバースト) PRICE : ¥90,000 因みに、『SYCAMORE』はカエデ。商品名でグレートメイプル、ヨーロピアンメイプルとも言います。 トップはセンター2Pのメイプルトラ目! バックも同様ですね。このあたり日本人が好みそうな作りですわ☆彡 フォークぽくないデザインとハイポジがOKって事で決めちゃった記憶です。 ブリッジの裏側にあるピエゾピックアップも良かった!若かった。(笑) でも残念ながら、俗に言う良い音とはかけ離れたものですね。 アコギに興味なかったと言った方が適切かな。 このあたりは、オペーションの音のに対する好き嫌いと似てるかも? 当時はハッキリ言って嫌いでした。 その後ですよね~エレアコサウンドをよく耳にするようになり、慣れたと言うかそう言う物と識別認識したのは・・・馴染むにつれてこれもアリとなりましたヽ(´▽`)/  アーチトップ!なエレアコお手頃な新品なら?ひとつ手に取っていいかもでしょ! って、、もう20年以上経ってましたが。。。(爆) 浪漫ですかね~?!(^_^;)

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