2007/03/16(金)10:10
正しいこたえ
何かを進めて行くときに、一番難しいことは、複数の正しい答えのなかから何を選ぶのかということだなあと実感。
選ぶというより、そこからみんなのこたえを産み出すことだ。
誰かの意見と私の意見が違うとき。大切な誰かと同じように大切な誰かの意見や思いが違うとき。
意見を否定されたような、
やっていることをないがしろにされたような
存在を否定されたような
そんな悲しい気分になったり
はたまた
自分がいかに正しいかを探して述べてみたり
ついそんな事をしてしまうけど
それだけじゃしょうもない、、。
間違い探しは簡単だ。
ある程度の理解があれば、つじつまがあわないことや、最後の意見を探し出すのはできる。
また自分の力不足や 誰かの手抜きが原因なのも、自分が悔し涙を流してみたり、もっと研鑽しよう、次は頑張ろうとおもったり、もっとちゃんとやって!と言えばすむことでもあるのでまだいい。
みんなが精一杯努力をしているなかで、みんなが一生懸命考えて、そして出した答えや意見が違う答えだけど
客観的にみてみたらどれも説得力があって、納得できるものだった場合は難しい。。。
そもそも簡単に指摘できるような間違いなんかないんだもの。
小さな点で、ミクロレベルの戦いをすればいっぱい間違いはある。
コミュニケーションの問題とか
受取方とかも含め、ならべると明確だ。
だけどそんなちっぽけな目線ではなにもかわらない。
みんなが出来うる限りの中でそれぞれがベストをつくしているとき。
そこで必要なのはきっと、相手に敬意を払いつつ、自分や相手がどの立場、どの目線でその意見をのべているのかを明確に見極めることだ。
そしてみんなの目線と温度を合わせながら 新しいこたえをうみ出すことだ。
万難排した完璧という意味のベストがつくせればいいけれど、
だいたいの場合は、そうもいかないから、机上、理論上の「ベスト」からいかに足りないかをかたったりしても、その場の主導権はにぎれるけど、そのやり方は、今の私のいる場所には合わない。
誰かの書いたビジネス論理、リーダーシップ論ではなく
いま目の前にいる人こそが資産で、その力を発揮するために必要なことは
やっぱり自分たちが考えていくしかないのだ。
ハートを開いて、明晰さをもって。