君は夜にかかる虹を見たか

2008/02/14(木)23:59

激しい後悔の荒波にもまれ、私は天に輝く三ツ星になった!

K・サカキ少佐の貧乏ビルダー戦線(72)

みなさーん元気ですかー 元気があれば、なんでもデキル。多分ね。  どーも、サカキです。妙なテンションで始まってしまいました。  三連休に、突如として例の師匠と合流してきました。懸案のトレード(?)成立。旧ガルマ坊ちゃんが、RステイメンとRハロとR片手ビーマシとマリオンとユウ・カジマに化けました。 さっそく、片手ビーマシの威力を試します。前回デビューのデュバル・ヅダ+松永・白狼ゲル組松永君に持たせていざCPU戦!  んふはははははは、圧倒的じゃないか、我が軍は・・・ などと、機械相手にご満悦気分というのも、ちょいと食傷気味だね。   ・・・。  皆さん、こういう気分を、なんと言うかご存知ですか?      慢心です。     折悪しく、メインディスプレーには、全国対戦MAP「北極基地」が表示されています。 ちょっとばかりいいカードが手に入り、水中戦で昇格した過去の栄光が頭をよぎり、ふらふらと全国対戦を選択したのであります。  隊長:UCシャア+ズゴEJP+ハンドミサイル×2+予備弾倉2番機:ミーシャ+ハイゴッグJP+以下同文3番機:Rバーニィ+ザクマリン+ギャン盾+水鉄砲+強化炸裂弾母艦:ジェーン+U-99  さて、開戦と同時にバーニィが前に出て、流氷を押しのけます。シャアとミーシャは画面最下方やや左寄りに、母艦を挟んで待機。流氷が敵側に流れていったのを見届け、バーニィ機雷散布。 相手もジオン。マリオン・ウェルチ、ニムバスがハイゴッグJPに乗ってます。あっさりばらまいた機雷に突っ込んできて、シャアとミーシャのリンクロックが決まります。マリオン、秒殺!  いいじゃんいいじゃん とんとん拍子に進んで、単機になったマリオンを再度屠れば私に勝利が転がり込んできますよウシャシャ  そう思った瞬間、  「敵部隊接近!」ちゃらりらーん(効果音)   はぁ?   解説しよう。かなり久々の対人戦を選択した瞬間から、サカキは脳内麻薬出っ放し状態に陥り、闘っている相手がCPUであることにまったく気付いていなかったのだ!!  そう、この瞬間、私の対人戦勝利は幻になったのです。しかも、対人戦と完全に思い込んでいたため、私は全身の毛細血管がアドレナリンで充満。 突然の画面の切り替わりに何が起きたのかまるで把握できず、我に返ったときには激しい疲労と衝撃に打ちのめされ、ノックアウト寸前でした。  そんな私を置いてきぼりにして、状況はどんどん進んでいきます。  真の敵はジオン少佐、2連勝中、しかも中佐昇格戦と出ました。ヨレヨレの闘争心に鞭を入れ、初期配置につきます。  相手はハイゴッグJP2機出し。なかなか近づいて来ません。じりじりと時間が過ぎ、流氷が舞い戻ってきた・・・・・・その影に! ハイゴッグ、ゲラート・シュマイザー(Lv.MAX)が押し出してきました。いきなり、バーニィがミリ残り。すぐさま、シャアとミーシャで反撃し、相手をミリ残りにしてやります。 ゲラートがすすす、と後退。簡単に喰いつく私。すると、横の陸上からダッシュで接近するハイゴッグが。 シャアがつかまります。 画面に映る、敵パイロット。 ハマーン・カーン(Lv.MAX)  はぁぁぁぁぁぁぁ、だめだこりゃ。   ハマーンの威力、恐るべし。プレーヤーのテンションまで極端に下げてきます。  先ほど、ゲラートを仕留めそこない、当方はシャアとバーニィが瀕死。敵は、水中に降りてきません。我慢の足らない私が近づくと、高速なリンクロックを喰らいます。 それでも何とか、ミーシャがゲラートを沈め、この隙にハマーンをつまんでやる!!と、バーニィとミーシャで敵陣へ突貫。 そこに潜んでいた敵母艦は、ガウ攻撃空母。艦長、新キャスバル(Lv.MAX)  ・・・ あぁもう好きにして。 ハマーンはガウを盾にしてひょいひょい逃げ回り、どうしてもロックできません。敵ながら天晴れな立ち回りです。  結果、コテンパンにやられて時間切れ敗北かと思いきや、射程が陸上に届かずひとり泣いていたジオンが誇る超美人キャラ艦長のジェーンが特殊能力「撤退戦」を発動!!  その隙をついて、ハマーン撃墜するも、キャスバルの反撃でバーニィが沈みます。 ミーシャ、流氷の影のゲラートに向けダッシュ。焦った赤撃ちのミサイルユニットがズレて、最後の攻撃はビームカノンのみ。ゲラートはミリ残り。  ここで時間切れ。 結果局地的敗北。 教訓。真の敵は、己の内にあり。人、それを慢心と呼ぶ。  こうして私は、冬の夜空に輝く三ツ星になってしまいました。しかも、昇格献上。  ・・・雌伏して、再起を待ちます。では、皆様の週末に、よい虹がかかりますように。   

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