西洋ミツバチと日本ミツバチ
どうやら台風2号が近畿地方に上陸しそうだ。強風を伴いそうなので、風通りの良い場所に置いてある巣箱は念の為ロープ掛けをしましょう。最近、メールや電話での問い合わせの多い内容が、西洋ミツバチと日本ミツバチのポリネーション能力についてである。質問されて来るお方様は、ビニールハウスでの農業を営まれている方と、役所の農業管轄(主に農林課)の方。一番の違いは、活動し始める気温。西洋ミツバチは10度以上を要するのに対し、日本ミツバチは7~8度である。最高気温が10度の時に花を付ける植物には絶大な差が出る。梅のポリネーションなどは最たる結果が出る。ほとんどの質問には即答出来る自信があるのだが、こんな質問に言葉を詰まらせた・・・。「日本蜜蜂と西洋蜜蜂は、どちらが高価なのですか?」当NPO法人日本蜜蜂大学では、日本蜜蜂を一群42,000円で里親募集している。私が西洋蜜蜂を購入したのは15年以上前の事。現在の価格は把握していなかった・・・。で~。調べてみると。5枚群(約1万匹)で五万円前後。私が買った頃はもう少し安かったように思いますが、蜜蜂も少なく成ってきた事が価格に反映されているのでしょう。初めて購入した時は、養蜂道具一式を購入した。これも、今や172,200円!!私が購入した時は、確か10万ちょっとだったように記憶しています。さて、和蜂と洋蜂、あなたならどちらを選びます?