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日本語教師日記

日本語教師日記

慶州(キョンジュ)

慶州(キョンジュ)
日記は2005年5月5日から5月8日

全州を離れるにあたり、授業で学生に聞いてみた。どこへ行ったらいいですか?
出てきた答えは「慶州」。

慶州は町全部が博物館。あっちこっちにモコモコと古墳が盛りあがっている、山に登れば石仏だらけ。知的好奇心を多いに満たしてくれる所。新羅千年の古都慶州は、日本で言ったら奈良、京都。修学旅行生が大勢訪れる有名な観光スポットなのだ。
1995年に仏国寺と石窟庵が世界文化遺産に指定され、2000年には慶州市の一帯の五つの地区が世界文化遺産に追加登録された。

じつによく整備されていて、観光しやすい。博物館もグー。平城京ほったらかしの奈良も見習ったらいいと思う。


慶州(キョンジュ)南山エリア

慶州あわび
鮑石亭:曲水の宴が行われたとことか。優美だわ。この細い溝に水を流したのかな。南山トレッキングのBコース入り口付近にある。

南山には100余のお寺の跡と、80余の石仏、60余の石塔などの遺跡が密集している霊山。最初全然遺跡が見つからず、焦って山中をさまよい歩いた。意地悪されてるのかと思っていたら、日没前にたくさんの仏サンに出会う。
まだまだいっぱい山にいる仏サンに、また会いに来ようと思った。

「南山を見ずして慶州は語れない」。地元の人達がよく言う文句。なんとなく分かった。


南山の仏サン
三陵谷石仏坐像:保存状態が悪いけれど、優美な仏サン。足元に鳥が巣を作ってた。

南山線画の仏
三陵谷磨崖線刻六尊仏像:デジカメの写真ではよく分からないけれど、岩に線で描かれた仏サン。ちよっと感動した。目の前で拝むハルモニに、悪いなあと思いながら撮った一枚。

南山の仏3
南山の仏

南山の大仏
慶州、南山山頂の大仏様:山頂にこんなんがある!写真では分かりにくいけど、でかい!近くの庵に住んでいる人がいた!僧侶?女性もいたけれど・・・。物資を運ぶだけでも一仕事だよ。信仰ってすごい。

南山山頂から
南山山頂から:朝日の名所らしい。山中を歩きまくってもうPM7時。でも明るい。はやく下山しないと・・・。

南山の古墳
五陵:新羅の始祖である四王の陵。南山エリアは神聖なところなのだ。トレッキングコースの入り口にある。

慶州 塚
統一陵の塚:南山を越えて裏の東南山に抜けると立派な統一陵があった。1977年に建てられた。三国統一の主導的な役割を果たした新羅第29代太宗武烈王、30代文武王、そして金ユシン将軍を祭っている。再び南北が統一される事への願いをこめて記帳してきた。

南山裏の塚
南山洞三層石塔:じつはもうひとつ様式の違う石塔があって、東西の両側に建てられている。9世紀頃の作品らしい。

慶州(キョンジュ)界文化遺産 仏国寺と石窟庵世

霧の中の鐘楼
慶州、(石窟庵)ソックラム。霧の中の鐘楼

仏国寺までの道
(石窟庵)ソックラムまでの道。石窟庵内部は撮影禁止。
美しい石仏を囲む庵は、インドのエローラに似た内部構造。感激!!!。ガラス張りで石仏の近くに行けなかったのが残念。

仏国寺
仏国寺:こんな寺は世界的にも珍しいのでは?とにかく実物を見に行ってほしい。

仏国寺4
仏国寺内:う~ん。でかい。

仏国寺2
仏国寺内:お、このアングルええんでない?

慶州(キョンジュ)市内


古墳公園
大陵苑 (天馬塚):12万5,400坪の敷地に23基の古墳が保存されている。天馬塚は中に入れる。お勧め~。

慶州の古墳
ほんと慶州って、どこ行っても古墳。どれも規模がおおきい。東洋最古の石造建造物といわれる天文台の瞻星台等々、不思議なものがいろいろあった。べたな観光地によくある馬車がちょっと…。





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