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日本語教師が毎日笑って暮らすために

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2023.04.05
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カテゴリ:日本語教育
日本語を教える日本語教師の仕事をして給料をもらい、生活しているんですが、
ときどき「わたしも日本語教師になりたいです!」「どうやったらなれますか?」っていう相談をいただくことがあります。

自分がついている仕事にあこがれを抱いて(?)いただき、すごく光栄ですし
ありがたいと思う反面、わたしの仕事についてどのぐらい理解していただけているんだろう…って思います。

人によっては「海外で働きたい!海外で日本語教えたいです」って方もいらっしゃり、たとえばどの国に行きたいとか、どの国の言葉が話せるとか、あるんですか?って聞くと
「ヨーロッパです!」「英語ができます!」って…

もちろん実際にヨーロッパで日本語を教えていらっしゃる方々も実際いますし、英語は話せるにこしたことはないと思いますが、…

…めちゃめちゃ狭き門だとは思います。

まずは需要の問題です。
そもそもアジアの国は、日本に働きに来たいと思う方が多く、
エンジニアや介護関係の仕事につきたい方への日本語教育の求人はよく見かけます。
アジア圏の日本語学校では留学生という仮面をかぶって実は出稼ぎに行きたい。
日本でアルバイトいっぱいしたいという方が多いですね。
(以前は中国、韓国 → 10年ほど前からベトナム → 最近ではネパールやスリランカが多いでしょうか…)

ヨーロッパは一方で、日本より給料が高い国も多いですし、日本語を勉強してまで日本で働くメリットはないといえます。
実際にフランスやイギリスの方に教えたことはありますが、
それぞれ日本人のパートナーがいらっしゃる方や、アニメが好きだから趣味として習いたいという方々でした。

そして今、オンラインで授業を受けることが主流となり、ますます
人に海外から来てもらってビザのサポートをしてまで雇う必要もなくなったといえます。

じゃあどうすれば欧米で働けるのか?!
わたしが思うのは…

①留学してその国の言葉がペラペラになって現地就職する!
そのうえでメインの仕事ではなく副業として日本語が教えられるかも!

実際にわたしがカナダに住んでいたとき、現地のコミュニティセンターで日本語を教えていたんですが
わたし以外はほぼ日本語教師の資格をもたない国際結婚した方たちでした。
そういった方はビザのサポートもいらず、だいたい現地の言葉もできる方なので重宝されるんでしょうね。
現地就職もけっこうハードル高いんですが、結婚が一番手っ取り早いかもしれません…。

②日本あるいは海外で日本語教師の修士号・博士号を取得して、国際交流基金などの機関の求人に応募する!

国際交流基金ってご存知でしょうか。主に世界中に日本語を広める活動をしていて
アジア各国はもちろんヨーロッパや南米でも事務所があり多くの日本語の専門家の方たちが勤務されています。

日本語教師の経験がない方でも応募できる求人もあります。
ヨーロッパではないですが
たとえば東南アジアで日本語の普及のサポートをする「日本語パートナーズ」などの求人は
経験がなくても応募できます。

基本的には修士号や博士号がないと専門家の応募は難しいとは思いますが
海外で日本語を教える近道ですし、安全な場所で守られながら働くことができると思います。


キラキラ海外生活をして、日本語を教えたい方たちの参考になれば幸いです…。





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最終更新日  2023.04.05 07:32:23
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