おすすめの参考書・問題集-全範囲を俯瞰するために
日本語教育能力検定試験に合格するためには、どんな参考書や問題集を使えばいいの? 1冊で全範囲をカバーするお手ごろな参考書は? 誰もが気になるところだと思います。 結論から言うと、1冊で全範囲を合格ラインまで引き上げてくれる参考書は、今のところありません。 1つは試験範囲がかなり膨大であること、もう1つは今の出題範囲は2003年に改訂されたばかりで(といっても、もう4年ですが。)、ようやく新シラバス対応の参考書や問題集がぼつぼつ出てきた、といった状況だからです。 その中でも、全範囲のポイントを丁寧に解説し、なおかつ試験に関するさまざまな情報-勉強の仕方や分野別おすすめ参考書-を提供しているのが、これです。 『日本語教育能力検定試験に合格する本 2008年度版』アルク 2,625円 毎年出されているので、出題傾向をいち早くキャッチすることができます。また、CDも付いているので聴解対策もOKです。 この1冊で万全とはいきませんが、かなりの情報を手にすることができる点で私もおすすめします。 また、新シラバス対応の参考書としておすすめするのがこれです。 『ベーシック日本語教育』ひつじ書房 1,995円 この参考書は、比較的最近出された本で、章立てがそのまま新シラバスの出題項目になっている点が大きな特長です。 「これだけの紙面で、よくこれだけの情報量を盛り込んだなあ。」と、私も思わずうなってしまいました。試験対策はもちろん、日本語教育の入門書としても最高の1冊だと思います。 シリーズものとして私が注目しているのは、以下に掲げる「日本語教育能力検定試験に合格するための」シリーズです。 『日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識50』アルク 2,310円 『日本語教育能力検定試験に合格するための記述式問題50』アルク 2,310円 『日本語教育能力検定試験に合格するための聴解問題10』アルク 2,310円 『日本語教育能力検定試験に合格するための異文化理解13』アルク 2,310円 このシリーズはまだ出ている途中といった感じですが、既刊のものだけでも分野別対策本としておすすめです。特に『日本語教育能力検定試験に合格するための記述式問題50』アルク 2,310円は唯一の記述対策本としてイチオシです。 試験勉強では、たくさんの参考書に手を出すより、分野ごとに「これだ!」と思える1冊を何度も何度も繰り返し繰り返し使い倒す方が得策です。(それでも数冊になってしまいますが・・・。) 3回といわず5回といわず、何度も何度も読んで頭に叩き込んでください。オススメ太ももダイエット 太ももダイエットグッズ 太ももダイエット法