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カテゴリ:香港
我ら中国語が話せない。
中国人の学生をホームステイに受け入れたこともあるのに、かつて日本語を教えた中国人の友人もいるのに、ウサギは中国を話せない。中国駐在経験のあるご隠居も話せない。 台湾人の友人を何人も持つ娘も僅かな単語のみ知っている。 あーなんてこと。 ビクトリアピークから降りてきて、ちょっとローカルにしては高級そうなダックの店で夕食を食べることにした。 ところが、案内されたテーブルの担当のお姉さん、中国語でベラペラペラと話す。 我ら固まる。 中華の時はいつもするように長女がメニューを持って決定して、注文する。 さて、英語で注文始めると お姉さん、固まる。でも、人懐っこく笑いながら、英語の話せる人を呼んでくるとジェスチャーで伝えて来た。 その後も、追加のたびに、通訳を呼ぶ。 でも、臆せず中国語で話しかけてくる。長女の英語がだんだん単語のみになり、皆のジェスチャーが増える。 お勘定をとテーブルで「ビル、プリーズ」とサインするジェスチャーと最少単語で娘が言うと「はいはい、ビール、ビール」と何処かに行った。 「ねえ、きっと通じてないよね」 娘がお姉さんの方に慌てて追いかけて、手にビールを持ったお姉さんを制す。 お姉さん通訳を呼ぶ。 お姉さんも私たちもなんだか楽しくて楽しくて。 清算後もお姉さんテーブルに寄ってきて尚も通じないとわかりつつ中国語で話しかけてきた。 ご隠居を見ると帰りがけにいつものようにぶれずに、待ち時間中から会話が弾んでいた(ナンパしたともいう)隣の席のオーストラリア人夫婦と仲良くなって、別れの握手(お互いの旅の健闘かな)なんぞしていた。 先ずは前菜から。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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