日本語で話そう

2024/07/07(日)21:48

マンホール

政府庁舎が有る大きなスフバートル広場を中心に広がる街は言ってみればヨーロッパの旧市街のような場所。その中にホテルや会社などの新しいビルが混じっている。 旧市役所の後ろに新しいビルの新市庁舎、国営デパートの中は新しい経営のデパート、古い国立大学の中に新しい校舎という具合に古いものと新しいものが混じり合う。 フスレンの家などチューリッヒやウイーンで泊まった友人のインゴの家のような作りだった。多分社会主義時代の共産党幹部が住んでいたと思われるような部屋のたくさんあるアパートだった。 モンゴルは古くて、新しくて、都会で、広大な田舎を持った混沌とした国。 政治家は汚職と搾取が珍しくないので、公共事業の費用は途中でどこかに消える。だから歩道なんかもガタガタ。マンホールが10cm歩道より盛り上がっていたり、10cmへこんでいたり。 ウサギ平らなマンホールの上は日本のつもりで踏んでいたら、バースカのお母さんに、落ちるから踏むなと何度も注意された。 落ちるの? ここまではっきりしていたら踏まないけど。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る