みかんと富士と青い海
どこかちょっと遠くに散歩に行こうかと電車に乗ったり降りたり歩いたりしながら電車路線に沿って散歩した。行ったことのないところ、通ったことのない路地。電車ならあっという間に過ぎてしまうところを燦々と降り注ぐ冬のかちっとした陽光の中を歩いた。途中道が畑の中に消えてしまい、途中乗馬クラブの馬に出会い、途中真っ白に雪を頂く富士が突然現れて。蜜柑狩り園のたくさんある辺りで疲れたから丘を降りていつもの海辺の料理屋で海鮮でも食べようと、海岸を歩いた。最近その店には2回連続で振られている。一回は予約がいっぱいで、一回は仕入れた食材を使い切ってしまったからおしまいという理由で。地元の常連以外にいつも遠くから評判を聞いてきただろう若者カップルなんかも多い。お客はどんどん来るが、テーブルも多い。三崎のマグロ店で見られるような店の外まで並んでいるような騒がしさも無くゆっくりもできる。何か新しいネタが有るとみんなに分け隔てなくサービスしてくれる店主。昨日のサービスはマグロのちあい部分の寿司。え〜、ちあいなんて食べれるの?漁港直の新鮮だからこそ食べれるんだろうなあ。今、「茜身」とネーミングして漁港辺りで新商品化しているんだそうだ。ここのお寿司はただ握るだけでなく一工夫してくれるから醤油も要らない。テレビで見た超高級寿司店で、「醤油なんて付けないで」というのとも違って、付けたい人のためにちゃんと醤油皿も有る。いつものようにご隠居は店主と話をして小布施のワインをいつものように分けてもらって、茜身の燻製とやらまでお土産に貰って帰ってきた。凝らない、河童橋の道具街で買ったような器だけれど味が良ければよし。ほぼ海鮮を食べにくる人ばかりのこの店で、魚無しでと予約してくる外国人の強者もいて(葉山牛が出る)面白い。会席料理のお店だから全然拘らない。でもおすすめはマグロが山のように盛られた3,000円越えのマグロ丼。絶対食べられないから食べたことがない。ランチメニュー