日露戦争からみる日露国際関係史
日露戦争のことをお話しします。日露戦争は朝鮮半島を巡って日本と帝政ロシアが争いました。ここでは当時の日本の国家予算のお話をします。日本はお金が足りません。当時の国家予算の何倍も戦費につぎ込みました。なので戦争には勝てましたが破産寸前の国家になりました。もっとも帝政ロシアから賠償金が一銭も取れなかった事情もあります。ではなぜ日本は破産寸前の国家から立ち直ったかは第一次世界大戦ですくわれました。戦争の景気で持ち直したのです。成金なんて言葉ができたのもこの時代です。戦争で失った国家予算をほかの戦争で取り返すのはどうかと思います。しかし何とかなって日本は立ち直りました。他の例を挙げれば朝鮮戦争で軍需景気がでたので日本の復興が早まった歴史の皮肉があります。孫子の兵法は話し合いの戦争つまり調略を重んじています。確かに喧嘩をして決着がつくよりも話し合いで譲り合って仲良くなれればこんなに良いことはありません。なので話し合いで解決できるのならば戦争はなくなります。そのように願ってはいますが当時は帝国主義の時代でした。力がものをいう時代です。なので聞こえはいいのですが日本もロシアも時代の渦に巻き込まれたのでしょうか。今の時代は帝国主義を鑑みれるだけ幸せだと思います。歴史の教訓があれば日本も国家予算をつぎ込むことはなかったのでしょうね。帝政ロシアも違う形をとったかもしれません。考えにくいところもありますが今の北方領土問題が存在しているのを鑑みると日露戦争はどう評価していいかわからなくなります。もっとも私は日本国民なので北方領土は返還してほしいと願っています。いつになったら現在のロシアは返してくれるのでしょうね。もっともソ連になっての問題もありますがそろそろ解決してほしいものです。